[NB CHAMPIONSHIP U-16]予選リーグのビッグマッチは「魂ぶつけた」青森山田が前橋育英に4-0快勝!
ゲキサカ / 2016年9月17日 23時44分
[9.17 NB CHAMPIONSHIP U-16予選リーグ第1節 青森山田高 4-0 前橋育英高 時之栖うさぎ島G]
全国の強豪32校の1年生たちがトップレベルの戦いの中で切磋琢磨し、成長を目指す「newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2016」が17日に静岡県の時之栖スポーツセンターで開幕。予選リーグのビッグマッチ、Dグループの青森山田高(青森)対前橋育英高(群馬)戦は青森山田が4-0で快勝した。
青森山田の千葉貴仁コーチが「今回は強豪校ばかりですし、1年生ながらいい経験ができる」と語った「newbalance CHAMPIONSHIP U-16」。関東・静岡のRookie Leagueチャンピオンである前橋育英と初戦を戦った青森山田は、1年生同士の試合としては非常にスピード感のあったゲームで声、激しさにおいて上回るなど強豪対決を会心のスコアで制した。
特に千葉コーチが「強く行くことができていた。潰せる所で潰せていた」と振り返った前半は前橋育英の良さを出させず、インターセプトからの素早いオープン攻撃で主導権を握った。前半5分、MF宍戸俊明の右CKが流れた所をMFバスケス・バイロンが左足で折り返すと、中央のFW檀崎竜孔が頭でプッシュして先制点。青森山田は「中盤で相手があまり来ていなかったので、自分がちゃんと持てれば落ち着けられるかなと思っていました」というバスケス・バイロンを起点にサイド攻撃。右の檀崎やSB片山京誠、左の宍戸がハイサイドへ走り込み、そこからの仕掛け、クロスでチャンスを作り出す。
そして後半6分には右CKを檀崎が再び頭で押し込んで2-0。一方、Rookie LeagueMVPの右SB若月輝らが不在の前橋育英は後手に回った前半にシュートを放つことができなかったものの、判断含めてパスワーク、仕掛けの部分も向上した後半に巻き返す。繰り返し長い距離を駆け抜けた右SB吉田和暉の攻撃参加やMF水多海斗のドリブル突破などで反撃した前橋育英は10分、右サイドを水多が個人で打開して決定機。12分にはMF秋山裕紀のスルーパスにFW高橋尚紀が反応する。だが、シュートは青森山田GK飯田雅浩が阻止。後半はかなり主導権を握り返していたが、前橋育英だったが、1点が遠かった。逆に13分、青森山田はカウンターから右サイドへ抜け出した檀崎の折り返しをFW小松慧が右足ダイレクトでゴールへ沈めて3点差とする。さらに21分にも混戦からMF近藤優羽が決めて4-0で快勝した。
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