[KING of 1v1]関西予選は一大勢力ディアブロッサ高田FC U-18の岡田と中村が全国へ
ゲキサカ / 2016年9月22日 21時13分
1対1で最強の“一人”を決める「KING of 1v1」高校生大会の関西予選が22日に大阪府堺市にあるJ-GREEN堺で行われた。勝ち抜いたのはともにディアブロッサ高田FC U-18(奈良)でプレーする岡田悠利(2年)と中村翔也(2年)だった。両選手は来年1月9日に埼玉スタジアムで開催される全国大会への出場権を獲得した。
「KING of 1v1」は縦15m、横8mの特設コートで行われ、試合時間は1試合2分間。ゴールラインから3mの位置にある仮想ペナルティーラインの手前からゴールを決めれば2点で、それ以外はすべて1点となる。ピッチの周囲は壁に囲われており、壁を利用したプレーも可能。サッカーにおいての重要度が高い1対1の場面で勝負を仕掛ける意識を向上させる狙いがある。
関西予選には48名が集まった。中でも一大勢力を成したのが、関西社会人リーグ2部のディアブロッサ高田FCの下部組織、ディアブロッサ高田FC U-18の選手達だった。1年生と2年生の計22名全員が参加。A~Lまで12組に分かれた予選リーグのすべてにいずれかのメンバーが出場した。
16名が出場する決勝トーナメントでも、なんと11個のイスを埋め尽くした。トーナメントAでは田中晃輝(3年=シュライカー大阪U-18)をゴールデンゴール方式の延長戦の末に下した岡田が、予選から無傷の6連勝で全国への切符を掴んだ。またトーナメントBではディアブロッサ高田FC対決となった決勝で、広長利赳(2年)を2-0で下した中村がもう一枠を手にした。
フットサルのシュライカー大阪の下部組織、シュライカー大阪U-18のメンバーもメンバー11名が全員参加。サッカーとは違う足元の技術に長けたプレーで対抗した。チーム主将の計盛良太(3年)は「いつものように足裏が使えない。全部をかわし切ることも難しい」と話したが、決勝に進んだ田中を始め、チームではGKを務める野崎大輝(2年)が8強で好ゲームを演じるなど、大会を盛り上げた。
個人では全国屈指の進学校でもある兵庫県の灘高から井上翔太(1年)と織田智博(1年)が参加。2人も普段はサッカー部で活動しており、予選突破はならなかったが、織田は2勝を挙げる活躍を見せた。また当日変更で急きょ出場することになったFC大阪U-18の濱口晴翔と井下創太も奮闘。特に井下は、ディアブロッサ高田FCとシュライカー大阪でほぼ埋め尽くされた決勝トーナメントに唯一、滑り込んだ。
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