“本気”で練習風景を変えていく、横浜FMユース「目の前のことを一生懸命に」

　プレミアリーグでは首位チームの背中を捉える位置につけた。そして、10月にはJユース杯が幕を開けるが、先は見過ぎない。「まずは目の前にあることに対して、本気になって一生懸命取り組む。きちんと自分が納得できるようにということを考えれば、一日一日を大事にしていくことにつながると思う」。目の前のことに真剣に取り組むからこそ、成果があり、また課題も見つかる。見つかった課題をトレーニングで克服していくからこそ、成長がある。

「失敗することは成功するためには大事だし、偉人の言葉にもありますが、早く成功したいのなら失敗の数を倍増やすとか、そういうことが必要。エラーがあって、当然その中らか考えて学び、自分がどうすべきかを悩みながら選手は成長していくと思う」

　悔しさを糧に、“本気”で一日一日を積み重ねる。若者たちは一歩ずつだが間違いなく歩を進めている。

(取材・文　折戸岳彦)
★関連ニュースはゲキサカ×アディダス特設ページ『THE METHOD』でチェック