[MOM1886]富山一MF久保佳哉(3年)_“裏街道”で魅せ、突破力とクロス精度も示した「走る」10番
ゲキサカ / 2016年9月23日 19時9分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.22 高円宮杯プリンスリーグ北信越第17節 富山一高 3-1 北越高 長岡市ニュータウン運動公園サッカー場]
得意の“裏街道”で鮮やかに右サイドを突破し、鋭くPAへ切れ込むドリブル、そして速く正確な右足クロスも脅威に。そして大塚一朗監督が「よく走っていたと思う」と評した運動量でも富山一高を引っ張った。サイド攻撃の中心、そして後半に強い雨も降る中でハードワークしていたMF久保佳哉主将(3年)が最も存在感を放っていた。
「自分は運動量多いんでハードワークしてチームに貢献するプレーを心がけています。きょうは集中して一つひとつにこだわることを心がけていました。ゴール目指す、チームに貢献するプレー、ハードワーク」。1年時にプレミアリーグを経験し、昨年も唯一の下級生レギュラーとして選手権全国8強。そして今年は主将の重責も担う。名門のテクニシャンはカウンターからひとりでアタッキングゾーンまで持ち込むなど、チームのために戦い続けると同時に相手にとって怖い存在であり続けた。
主将は富山一が2年前まで戦っていたプレミアリーグを知る選手。高校年代最高峰の戦いや昨年のプリンスリーグで自力を身につけることができたと感じている。「(対戦相手に)よく走らされたので。(走力は)プレミアでつきました。1年の時、プレミアリーグでは何もできなかったんですけど、(テクニックや判断力は)去年のプリンスリーグで身についた」。プレミアリーグで来年、後輩たちが戦って同じように成長できるように、優勝とプレミアリーグ参入戦進出の権利が懸かった新潟明訓高との最終節で勝ってプレミアリーグへの道を繋ぐ。
「自分が決めなくても、守備とかしっかりやって、とにかく走って貢献したいです。プレミアは去年逃しているので今年行きたい」。将来の目標はプロ。その前に「(昨年度の選手権が終わった際に)今年は自分が中心になっていく、自分が引っ張っていかないといけないなと思いました」という残り少ない高校サッカーで、主将はチームの勝利に一つでも貢献する。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
2016プリンスリーグ北信越
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
注目カードは 全国高校サッカー県大会組み合わせ
KNB北日本放送 / 2024年9月19日 20時44分
-
抜群のスピードでゴール量産。開志学園JSC高FW阿部日夏太が“今度こそ”打倒・帝京長岡を果たし、選手権での活躍、代表・選抜入りへ
ゲキサカ / 2024年9月19日 15時55分
-
[NBチャンピオンシップU-16]上越が初出場初優勝。大会MVPのFW関根暖太は「謙虚に、懸命に」戦い続けることを誓う
ゲキサカ / 2024年9月17日 9時10分
-
[プリンスリーグ北信越1部]帝京長岡2ndに競り勝った鵬学園が5試合ぶり白星:第13節
ゲキサカ / 2024年9月8日 13時56分
-
インハイ予選敗退も「逆に自分たちがこの夏で差を作るぐらいにしよう」。夏に変わった日大藤沢が和倉ユース制覇し、青森ユースも4位に
ゲキサカ / 2024年8月21日 18時19分
ランキング
-
1【大谷翔平と一問一答(1)】初のPS進出決定「米国に来てから夢に見てた舞台。自分にとっても凄く大きい」
スポニチアネックス / 2024年9月20日 9時22分
-
2大谷翔平の50号記念球 一度はつかんだのに…奪われた高校生「今日は僕の18度目の誕生日だったのに」
スポニチアネックス / 2024年9月20日 11時35分
-
3大谷翔平、自身初の3打席連発 50-50達成直後に快音…6安打&自己最多10打点の大暴れ
Full-Count / 2024年9月20日 8時32分
-
4「今日のような試合が続く限り…」ドジャース指揮官 大谷翔平「60-60」の可能性に言及
スポニチアネックス / 2024年9月20日 10時56分
-
5韓国サッカーの悲惨すぎる現状を“身内の識者”がボロクソ批判《指揮官が時代遅れ》《協会会長が無能》
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月20日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください