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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年9月29日 22時54分

―9月の代表戦は1試合目のコンディションがよくなかったが、コンディショニングに関してどう対応するか?
「私が言い訳しているとは書かないでほしい。例えば火曜日に着く選手がいた。試合の2日前だ。これは本当に難しい。たくさんのことはできない。ビデオミーティングの間、寝ている選手もいた。そこで戦術のトレーニングをしないといけない。そして、いつもより時間を取ってしまった。45分で9個のテーマを成し遂げた。少しやり過ぎかなと思った。疲労があって、さらに疲労させてしまった。しかし、一回のトレーニングで守備も攻撃も伝えないといけない。私は魔法の杖を持っていないので、すぐに変化はできない。選手は疲労したかなと思う。調整が大事になってくる。試合を木曜日ではなく、金曜日にしてくれとも要望した。1日ズレるだけでも大きいと。UAEは全体練習をかなり長い時間かけてやっていた。これは言い訳ではない。シチュエーションを理解してほしいということ。このような状況だった。

 そういったことも含めて、(川島)永嗣を呼んでメンタル的にチームを強くしたい。疲労したと言って泣くのは簡単だ。選手には必ず『疲労しているか、していないか』を質問する。火曜日に到着する選手が試合をするかは分からない。本田、香川、吉田、岡崎は先発落ちしても問題ないだろう。しかし、先発落ちしたとき、だれが代わりに入るか。我々のチームにスター選手はいない。スター選手はチーム。先発で出ていない選手と常にコンタクトを取っている。トレーニングをちゃんとしているかとか、これをやってくれとか。本来なら先発で出ていない選手は外さなければならない。だが、現状でだれが(彼らに)代わるのか。これは真実だ。日本のフットボールとヨーロッパのフットボールは違い過ぎる。まったく違い過ぎる。

 海外で競争している選手がいる。宇佐美もそうだ。試合のメンバーに入っていない。向こうの監督はデカくてヘディングの強い選手が有用だと。宇佐美はジョーカーで日本代表に入っている。UAE戦もタイ戦も途中から入ってきて、かなりのチャンスをつくってくれた。これは能力のある選手の役割だ。齋藤や中島もそう。ただ、この役割をすぐ見せることができるの。

 メディカルスタッフは真夜中まで仕事をしてくれるが、2日間で7、8時間の時差を解消するのは不可能だ。そういう難しさもある。簡単ではないが、私がチョイスをしたということ。『私は言い訳をしない』と書いてほしい。言い訳は好きじゃない。負けるのも嫌いだ。スタッフがやりすぎだろうと言っても私は引かない。泣いた人はグラウンドから出て行ってもらう」

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