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[国体少年男子]2000人観衆の中で「大阪のサッカーを見せたい」、最後まで攻めた大阪府が地元・岩手県に快勝!

ゲキサカ / 2016年10月3日 6時39分

 それでも梶田監督が「初戦は最初から相手のホームだったので、厳しいゲームになるというのは言っていた。ただ、観客が多い中で大阪のサッカーを見せたいというのはあって、受けに入るなよと大会始まる前から言っていた。(最後は)1-0で終わらへんという姿勢が出たと思います。ボクら(コーチングスタッフ)も点を獲りたいという姿勢を見せたかった」と守りに入るのではなく、FW中川裕仁(C大阪U-18、1年)やFW小松海樹(履正社高1年)というアタッカーを投入してあくまで2点目を狙いに行く。「相手の雰囲気もイケイケだったのでもう2、3点決めて落としてやろうと。自分たちはシンドかったですけど」と笑った河井やCB石尾崚雅(C大阪U-18、1年)、奥野らに支えられて攻め続けた大阪は終了2分前に右FKから加点。奥野のキックをニアサイドへ飛び込んだ大垣が頭で合わせて勝負の行方を決定づけた。

 岩手の粘り強い戦いの前にロースコアに持ち込まれたものの、インパクトある戦いぶりでまず1勝を挙げた大阪。CB瀬古歩夢(C大阪U-18、1年)やGK谷晃生(G大阪ユース、1年)ら国体選抜の主軸候補と言える5選手がAFC U-16選手権出場のために、強化段階からメンバーを外れ、最後にU-16代表メンバー入りを果たしたMF谷本駿介(C大阪U-18、1年)もチームから離れた。だが、層の厚い大阪は彼らがいない中でも新たに主軸となる選手が現れて強さを発揮。梶田監督が「(きょうは流れから決められなかった)FW陣は悔しいと思うと思う。でも、その悔しさは負けない限り続くんで、ボクらはその成長が楽しみです。いいサッカーをしてレベルアップしたい」と語り、悲願の初優勝へ「冷静に、本当に逞しくもっともっと逞しくなって優勝したい」と力を込めた。

 河井は「きょうのサッカーで岩手の方々を味方につけられば」と期待。そして奥野は「毎年大阪は期待されていて優勝できていないので今年は結果を求めてしっかりやっていきたいです」。多くの観衆の前で、大阪らしいボールを保持した攻撃的なサッカーと強さを示しつつ、今年は勝ち切ることもより求めて歴史を変える。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第71回国民体育大会 「希望郷いわて国体」特集ページ

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