[MOM1900]大阪府MF岩本翔(G大阪ユース、1年)_兄超え誓う技巧派MF、上手い選手から上手くて戦える選手へ
ゲキサカ / 2016年10月4日 10時36分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.3 国体少年男子2回戦 大阪府 2-1 富山県 遠野運動公園陸上競技場]
今や上手いだけの選手ではない。高校進学後、ハードワークへの意識が増し、それをピッチで表現している大阪府MF岩本翔(G大阪ユース、1年)が2日連続の好プレーでチームの勝利に貢献。特に試合終盤はセカンドボールを次々と回収し、またボールを巧みにキープして相手をいなし続けるなど存在感あるプレーだった。
大阪の梶田浩信監督(FC Unione柏原)は「岩本翔が本当に良かった。早生まれですし、これからもっともっと変わってくると思う。フィジカルがついて来て、今までできなかったハードワークができるようになった。ハードワークを2日間続けてというのがあんまりなかったですけれど、昨日の70分、今日の70分も良かった」と絶賛していた。
G大阪ジュニアユースで10番を背負っていた技巧派。元々そのテクニックに対する評価は高かった。高校進学当初は球際で戦うことができていなかったこともあって、その選手が見せている意識変化。今大会は攻守の切り替えの速さ、ハードワークでも差をつける選手になってきている。この日も「最後まで走らなかったら自分のせいで点取られてしまう。だから走りました」。苦しい時間帯でチームのために走りきった。
兄は一昨年、G大阪ユースの10番を背負い、チームを高円宮杯プレミアリーグWEST優勝へ導いたMF岩本和希(現関西学院大)。「上手い。一応、尊敬しています」と取材陣を笑わせたMFは「最近ですけど球際とかボール奪う局面の身体の強さは(兄にも)負けていないと思います」と口にする。大学を経てのプロ入りへ再挑戦している兄とともにプロへ。この大会はアピールの大会になる。
兄・和希は大阪府選抜の一員として国体準優勝。「お兄ちゃんの世代のチームも準優勝。自分らの代では優勝したいです。代表も入りたいです。自分と同じポジションの選手とか追い抜きたい。この国体から自分が点決めて勝てるようになって、少しでも早く代表になりたいです」。兄超え、そして自身の目標達成へ向けてまだまだ負けるわけには行かない
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第71回国民体育大会 「希望郷いわて国体」特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[国スポ少年男子]巧みにボールを引き出し、ドリブル突破、左足シュート…無名の埼玉県MF三上蓮恩(細田学園)が一際光るプレー
ゲキサカ / 2024年9月22日 5時28分
-
[MOM4835]山形県GK佐藤陸斗(山形ユース、1年)_失点から立て直し、PK戦で全国1勝へ導くビッグセーブ
ゲキサカ / 2024年9月21日 22時56分
-
[NBチャンピオンシップU-16]目標は「優勝一択」。連覇狙う飯塚が強度、粘り強さ、走り切る力を発揮して4強入り
ゲキサカ / 2024年9月16日 7時9分
-
[NBチャンピオンシップU-16]攻守に存在感のMF三國ケースマンエブスらが奮闘も、弱さも出た青森山田は矢板中央と0-0ドロー
ゲキサカ / 2024年9月14日 23時1分
-
U-15日本代表候補が1、2歳年上の尚志高に挑戦。プレスの速さなど体感したことを今後の糧に
ゲキサカ / 2024年9月4日 1時12分
ランキング
-
1大谷の大活躍の根底には西海岸の風土《イライラしているヤツなんてひとりもいない》
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月22日 7時47分
-
2鷹が11得点大勝で「M1」 大阪移動で日ハムの結果待ち…V決定でも異例の“胴上げなし”
Full-Count / 2024年9月22日 16時33分
-
3《女子バスケで内紛勃発》日本代表の馬瓜エブリンがブチギレ糾弾!話題の東野技術委員長の正体と評判
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月22日 7時47分
-
4大谷翔平、九回に二盗「52本塁打・53盗塁」に…3打数1安打2四死球
読売新聞 / 2024年9月22日 13時23分
-
5《「52-52」達成》新婚の大谷翔平が語った、妻・真美子さんとの“意外な出会い”「2週間ちょっとの間に3回会って…」
文春オンライン / 2024年9月22日 6時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください