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“モウリーニョ2世”ビラス・ボアス「私も彼のようになりたいと思っていた」

ゲキサカ / 2016年10月5日 17時1分

ジョゼ・モウリーニョ監督の下でコーチングスタッフを務めた経歴があるアンドレ・ビラス・ボアス氏

 アンドレ・ビラス・ボアス氏が、現在マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督との関係を語っている。

 ビラス・ボアス氏はモウリーニョ監督の下でコーチングスタッフを務めたのち、2011年に33歳の若さでチェルシーの監督に就任。モウリーニョ2世として注目された。2012年3月に成績不振で解任されると、トッテナム、そしてゼニトの指揮官を歴任した。

 ビラス・ボアス氏は“師匠”モウリーニョ監督について、次のように語っている。『ASPIRE4SPORT』に話した内容を『スカイ』が伝えた。

「自分の人生のなかで1番良かった時期は、ジョゼと一緒に仕事をできたときだ。あの頃、私はいろんな意味で彼を頼っていた。彼には相手を一段上のレベルに上げる力があるんだ。彼はアイドルのような存在だった。私も彼のようになりたいと思っていたし、彼の知っていることすべてを吸収したいと思っていた」

「ただ次第に、ジョゼの悪い一面も見えるようになってくる。そして自分が盲目だったことに気づくんだ。彼にはその人のベストの状態を引き出す力がある。それが良い結果を招くか悪い結果を招くにしろ、ね。自分の場合は、彼と決別するという結果に終わった。それから自分の監督としてのキャリアを始めたんだ」
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