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日本vsイラク 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年10月5日 20時54分

―(イラクメディアの質問)イラクの印象は? 日本のレベルも最近そんなに高くないように見えるが、それはなぜか?
「イラクのチームのことは知っている。ここ最近の7、8試合を見た。このチームが十分に若いことも把握している。メンバーの80%が五輪を経験している。彼らがどのようなプレーをするかは完璧に把握している。我々に困難なことを仕掛けてくるかもしれない。

 日本に関しては、このチームのリズムが落ちているかは分からないが、そうは思わない。1年前にイラクに4-0で勝った。日本が素晴らしい試合をした。私の困難はサッカー面ではない。違う分野で困難さを感じている。イラクは長い期間、合宿できたが、我々にはない。疲労回復の時間もあまりない。ただ、日本チームにはまだまだ最終予選を突破するだけのクオリティーはある。明日は勝つと思う」

―ミーティングを減らすなど、試合へのアプローチを変えたことで手応えは?
「回数を減らしたというのはだれから聞いたのですか? 選手に少し話したが、2日間で準備しなければいけない。素晴らしいだけでなく、本当に素晴らしい試合をしないといけない。15分のミーティングですべてを説明するのは不可能。2日間でかなりたくさんのことをしなければいけない。選手が疲労しているのは知っているし、本来ならトレーニングさえもできない状況。12時間、14時間かけて飛行機で移動してきて、ジョギングだけでもかなり大変なこと。グラウンドでそこまでトレーニングできないので、まずはミーティングルームで時間を割くことを大切にしなければいけない

 いろんなことを説明しないといけない。相手のことも話さないといけないし、自分たちのことをも話さないといけない。着いたばかりの選手は長いと感じるかもしれないが、私はこのやり方を続ける。短くするトライはするが、試合前に全選手が相手が何をするか、我々が何をするか完璧に把握している状態にしたい。どのように守備をするか、どのように攻撃するか。相手の長所はどこか、短所はどこか。それには時間が必要だ。選手によっては『ちょっと長いな、疲れたな』と言う人もいるかもしれない。何人かの選手には習慣化されていないかもしれない。大体のミーティングは試合前の10分、15分で終わるというのが習慣化されているからだ。ただ、私はまったく違うアプローチをしている。ディテールを選手に渡している。個人でも、グループでも、全員そろったときもそうだ、それには本当に時間がかかる。これに関しては変更できないのかなと私は思っている」

(取材・文 西山紘平)
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