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[国体少年男子]「決勝よりもインパクトを残そうぜ」東京都に6-0快勝の神奈川県が3位に

ゲキサカ / 2016年10月7日 21時51分

 鮮やかな崩しからのゴールにベンチのスタッフ、サブ組たちは総立ち。それを上回る歓声が起こったのは29分だった。神奈川は「とにかくチームのために戦って、点も取って結果残せればいいと思っていました」という山田がが左サイドからドリブルでDFを1人、2人と外しながら中央へ持ち込んで、最後は右足でゴール。神奈川イレブンはこの日最大の盛り上がりで怪我から復帰してきた山田のゴールを喜んだ。東京もCB竹浪良威(國學院久我山高1年)や山本蒼也(桐光学園高1年)が単騎攻め上がって意地の1点を奪おうとしたが、ゴールを破ることはできず。対して、神奈川はアディショナルタイムにも中央から榊原が持ち上がり、最後は桝谷のラストパスを受けた山田が2点目のゴールを決めてゴールラッシュを締めた。

 神奈川の桝谷は「最終的にこういう終わり方をして。昨日のこと思い出して、昨日勝っていれば優勝できたのかなと思うんですけど、でもやり切ったので。自分たちのサッカーを見せれましたし、満足です」。3連覇を逃した悔しさはもちろんもっているが、先発出場で2得点を挙げた川野や交代出場で2得点を決めた山田ら、それぞれが一つでも自分の特長を出そうとプレーして見せた70分間。そして選手たちは快勝で3位決定戦を終えた。

 神奈川のサッカーを評価する声はライバルのスタッフたちからも多かった。個、そしてチームがインパクトを残した5日間。永山監督は「これでさらに質を高める、個々をもっと伸ばす。ここからプロがどんどん出てこないとトレセンの意味はないので」。今後、関東のトレセンリーグが続く「チーム・神奈川」はそれぞれが次の目標を持って成長を果たす。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
第71回国民体育大会 「希望郷いわて国体」特集ページ

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