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北九州が開始1分弾で先制も、東京Vが二川の移籍後初ゴールで追いつきドロー

ゲキサカ / 2016年10月8日 23時48分

[10.8 J2第35節 東京V1-1北九州 味スタ]

 J2の第35節が8日に各地で行われた。17位の東京ヴェルディはホームで最下位のギラヴァンツ北九州と対戦し、1-1で引き分けた。開始1分に北九州が公式戦6戦ぶりとなるゴールで先制するも、前半28分に東京VがMF二川孝広の移籍後初となる得点で追いつき、勝ち点1を分け合った。互いに手痛いドローとなっている。

 2戦勝ちなし(1分1敗)の東京Vは、前節に続いてGK柴崎貴広がゴールマウスを守り、右SBではDF安西幸輝が5試合ぶりに先発。高校3年生のMF渡辺皓太が初めて先発起用され、MF中後雅喜とボランチを組んだ。前線ではMF澤井直人が4戦ぶりに先発し、4-2-3-1の2列目右へ入った。

 対する北九州は最下位に沈んでいるものの、直近2試合では京都、札幌の上位陣と連続ドロー。5戦ぶりの勝利を目指す今節は、前節・札幌戦(0-0)からメンバーの変更はなし。GK鈴木彩貴がゴールマウスを守り、前線ではFWロドリゴとFW小松塁が2トップを組んだ。“東京Vキラー”のFW原一樹はベンチスタートとなった。

 試合は開始1分に動く。相手GKからのボールをDF井林章が蹴り返す。ハーフウェーライン付近に落ちたボールを二川と競り合ったMF新井純平が頭で落とした。MF高木善朗の前でボールを拾ったMF風間宏希が右サイドへパスを送る。抜け出た小松がDF平智広を背負いながらも右足シュートを決めた。公式戦5戦連続無得点だった北九州が1-0の先制点を奪った。

 痛恨の失点を喫した東京V。前半4分、右サイドから仕掛けた安西がバイタルエリアへ切れ込み、パス。受けた渡辺が前進し、迷いなく右足でシュートを放ったが、GKに止められた。同25分にはMF二川孝広のパスを受けたFWドウグラス・ヴィエイラがPA手前正面から低めのミドルシュートを放つ。惜しくもポスト右を叩いた。

 徐々に東京Vがボールを保持する時間が長くなると、前半28分に1-1の同点弾。澤井の右クロスはゴール前へ飛び込んだドウグラスに届かず、逆サイドへ流れた。拾った安在がドリブルで切れ込み、折り返す。ファーサイドの澤井が頭で落としたボールは、詰めたドウグラスの前でワンバウンド。後方から走り込んできた二川が右足で叩き込んだ。G大阪から期限付き移籍してきたMFの移籍後初ゴールで1-1に追いついた。

 その後も東京Vが押し込み、北九州は防戦一方。前半35分には中後のスルーパスから澤井がGKと1対1を迎えるも決めきれず。同43分には右CKのこぼれを拾い、MF高木善朗に預けたドウグラスが右サイドへ抜ける。リターンを受けて折り返したボール。ゴール前に詰めた渡辺がダイレクトで狙うもDFに弾かれた。同アディショナルタイム1分、カウンターから二川が狙った右足ミドルは枠を捉えたが、GK鈴木に右手指先で阻まれた。前半を1-1で折り返す。

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