トップ下の遠藤保仁が値千金のアウェーゴール! 浦和戦でも平常心「何かを変えることはない」
ゲキサカ / 2016年10月9日 21時9分
[10.9 ルヴァン杯準決勝第2戦 横浜FM1-1G大阪 日産ス]
慌てるような男ではない。後半11分に横浜FMのFW伊藤翔に先制点を許したガンバ大阪だったが、MF遠藤保仁は落ち着いていた。「どちらにしても1点は取らなきゃいけないと試合前から思っていた。焦りはなかった」。この落ち着きがチーム全体に安心感を生んでいた。
5日にホームで行った第1戦。遠藤はベンチにも入らず、完全休養が与えられていた。36歳のコンダクターはフレッシュな状態で第2戦に臨んだ。「どういう展開でもヤットのトップ下なら」。長谷川健太監督は自信をもって遠藤をピッチに送り込む。遠藤も「ボール回しに参加しながらできればフィニッシュに絡んでいく。その役割はしっかりやろうと思っていた」としっかりと意図を汲んで試合に入っていた。
そして迎えた後半18分、PA内のMF藤本淳吾が出した横パスを右足で流し込む。「相手が怖がるようなボール回しもできつつあったので、その延長線でゴールが生まれた。藤本が良く出してくれた。決めるだけだった」。遠藤のJ1第1ステージ第12節磐田戦(○2-1)以来、公式戦5か月ぶりとなるゴールは、貴重な“決勝点”に。G大阪の精神的支柱がチームを3年連続の決勝の地へと導いた。
15日に埼玉スタジアムで行う決勝の相手は浦和に決まった。1日に行われたJ1第2ステージ第14節では0-4で完敗し、完膚なきまでに打ちのめされた相手でもある。「決勝だからと言って何かを大きく変えることはない。自分たちの持ってるものをしっかり出した上でいい結果を出したい」。背番号7は平常心で雪辱を誓う。
(取材・文 佐藤亜希子)●ルヴァン杯2016特設ページ
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