「痛くて喜べなかった」 横浜FM伊藤翔の“消去法”シュートが生んだ先制点
ゲキサカ / 2016年10月9日 22時45分
[10.9 ルヴァン杯準決勝第2戦 横浜FM1-1G大阪 日産ス]
“消去法”で選んだシュートだった。今季のルヴァン杯で3点目を決めた横浜F・マリノスのFW伊藤翔の感想は、「入ってよかったんですけど、痛くて喜べなかった」だった。
後半11分に後方のMF中町公祐からのスルーパスに抜け出すと、PA右から電光石火でシュート。DF金正也とDF丹羽大輝に囲まれながらも、「コースは狙い通り」という一撃をゴール左に突き刺した。
その瞬間、腿裏に痛みが走っていた。「マチ君(中町)からボールをもらいたくて裏に抜けようと思ったときに、腿裏がおかしいなと。ドリブルできないからシュートを打った」。結果的には奏功したが、シュートしか選ぶことが出来なかったのだ。
得点後もプレーを続けたが、痛みに耐えかね、自ら交代を要求。後半14分に担架に運ばれてピッチを後にした。「90分やりたかった」。退場後、チームは1-1に追いつかれて決勝進出を逃した。
アウェーゴールの差で敗退。エースとしては責任を感じる部分も多い。特に準決勝2試合は、思うような試合運びができなかったと悔やむ。「結果的には通過できなかった。これが実力だと思って見つめ直さないといけない」。無念そうに言葉を振り絞った伊藤だが、しっかりと前だけを見つめていた。
(取材・文 佐藤亜希子)●ルヴァン杯2016特設ページ
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