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“パンチ”で退場…あの一戦は「過ぎたこと」 決勝待ちわびるG大阪アデミウソン

ゲキサカ / 2016年10月14日 16時54分

J1第2ステージ第14節浦和戦の後半14分に一発退場となったガンバ大阪FWアデミウソン

 痛恨の一発退場だった。10月1日に行われたJ1リーグ第2ステージ第14節浦和戦。チャンピオンシップ出場を目指すガンバ大阪にとって大一番となったが、後半14分にDF槙野智章と交錯してピッチ上に倒れ込んだFWアデミウソンが、起き上がる際に“パンチ”を当てて一発退場。数的不利に陥ったチームは浦和に0-4の完敗を喫し、チャンピオンシップ出場が絶望的な状況になってしまった。

 あれから約2週間。ルヴァン杯決勝が行われるのは、同じく埼玉スタジアム、そして相手は浦和だ。リベンジを果たす機会となるが、アデミウソン自身は、前回の対戦は「過ぎたこと」と語り、「今は勝つことしか考えていない」と翌日に控える決勝戦だけを見据えている。

「前回のゲームで僕たちが勝っていたとしても、今回の試合に勝つことしか考えていないと思う。一番大事なのは明日のゲーム。勝つことしか考えていない」

 サンパウロからG大阪に期限付き移籍中だったが、12日に完全移籍が発表されたばかり。ルヴァン杯決勝戦は、完全移籍発表後の初戦となる。「新たな始まりということで、いいスタートを切りたいし、ガンバがさらに前線できるようにタイトルを取りたい」と意気込みを示した。

(取材・文 折戸岳彦)●ルヴァン杯2016特設ページ

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