まさかのPK2本失敗…シティ、エバートンとドローもCLバルサ戦に不安残す
ゲキサカ / 2016年10月16日 8時33分
[10.15 プレミアリーグ第8節 マンチェスター・C 1-1 エバートン]
プレミアリーグは15日、第8節を行った。首位マンチェスター・シティはホームでエバートンと対戦し、1-1で引き分けた。
前節トッテナム戦で今季初黒星を喫したジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティはスタメンを5人変更。19日にチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節バルセロナ戦を控えており、代表戦で長距離移動のFWセルヒオ・アグエロやDFパブロ・サバレタらがベンチスタートとなり、DFガエル・クリシーやMFイルカイ・ギュンドガン、MFリロイ・サネ、MFケビン・デ・ブルイネ、FWケレチ・イヘアナチョがスタメンに名を連ねた。
序盤からシティのアタッカー陣が、中央を固めるエバートンに襲い掛かるもなかなかシュートの形に持ち込むことができない。それでも前半42分にシルバがDFフィル・ジャギエルカにPA内で倒され、PKを獲得。キッカーのブルイネが右足でゴール右に蹴り込んだが、GKマールテン・ステケレンブルフの完璧なPKストップに防がれ、先制の絶好のチャンスを逃した。
後半も主導権を握るシティは、後半11分にイヘアナチョを下げてアグエロを投入。さらに攻勢を強めたが、それが裏目に出たのか、エバートンにワンチャンスをモノにされてしまう。同19分、自陣からのフィードをMFヤニック・ボラシーがワンタッチで前線につなぐと、FWロメル・ルカクが左サイドを抜け出し、PA左から左足でゴール右隅に流し込んだ。
先制を許したシティだが、後半24分にアグエロがPA内で倒され、再びPKを獲得する。今度はアグエロがキッカーを務めたが、ゴール右に蹴り込んだボールはまたもGKステケレンブルフのファインセーブに遭い、アグエロは代表戦に続くPK失敗となった。それでもシティは同27分に途中出場のFWノリートがゴールネットを揺らす。左サイドからシルバがクロスを供給し、ノリートがヘッドで合わせて同点に追いつく。
逆転を狙うシティは後半36分にデ・ブルイネのシュートがクロスバーを直撃。同45分にはDFビンセント・コンパニを投入し、パワープレーに出たが、最後まで勝ち越しゴールは奪えず、1-1のまま試合は終了。シティはリーグ戦2試合白星なしで、バルセロナ戦に弾みをつけることはできなかった。
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