[関東]明治大のV決定!昨季王者・早稲田大が4連敗で降格圏転落…勝ち点4差に5チームの残留争い:第18節
ゲキサカ / 2016年10月17日 23時9分
第90回関東大学リーグ1部
第90回関東大学リーグ1部の第18節が15、16日に各地で行われた。明治大が6年ぶり4度目のリーグ制覇を“史上最速”で決めた一方で、残留争いはより一層厳しさを増している。
明治大は慶應義塾大に2-1で勝利。今季残るは4試合となり、2位以下と勝ち点15差が開いたために優勝が決定した。現行のリーグ制になってから、第18節での優勝決定は史上最速の記録となった。
2位へ浮上したのは4位の日本体育大。国士舘大に3-0で快勝し、勝ち点30に伸ばした。2位の筑波大や3位の法政大が今節では揃って敗れたため、一気に順位を上げている。敗れた国士舘大は4戦ぶり黒星で最下位を脱出することはできず。残留圏とは勝ち点3差だ。
2位の筑波大は順天堂大に0-1で敗戦。3戦ぶりの黒星を喫すると3位へ順位を下げた。前半24分に与えたPK。DF柳澤亘(2年=八千代松陰高)が決めたゴールが決勝点となった。勝利した順天堂大は後期リーグでは4連敗のスタートとなったが、これで3連勝。インカレ出場圏内の5位を守っている。
順位を上げたのは流通経済大。3位の法政大に2-1で競り勝ち、今季初の2連勝。9位から7位へ上げた。前半28分にFKの流れからMF渡邉新太(3年=新潟U-18)のゴールで先制。同35分にはMF日高大(4年=広島観音高)がPKを決めた。後半11分に1点を返されたが、逃げ切っての勝利。インカレプレーオフ出場権の6位とは、わずか勝ち点1差となっている。敗れた法政大は3位へ後退した。
早くも優勝が決まる一方で、残留争いも熾烈さを極めている。一気に降格圏まで落ちたのは早稲田大。専修大に0-1で敗れ、8位から今季最低の11位まで転落した。5戦勝ちなしの4連敗。残留圏の10位・桐蔭横浜大とは勝ち点20で並んでいるものの、厳しい状況が続いている。一方で勝利した専修大は、2連勝で10位から8位へアップした。とはいえ降格圏とは勝ち点1差。予断を許さない状況が続く。
ようやく勝利を手にしたのは桐蔭横浜大。不振が続いていたものの、今節では駒澤大に3-0の完封勝利。後期リーグ初白星で降格圏の11位から10位へ上げた。11位の早稲田大とは勝ち点20で並び、得失点差2差で上回っている状況。この白星を浮上のきっかけとしたいところ。駒澤大は2連敗で7位から9位へ下げた。
今季残るは4試合となり、残留争いは勝ち点4差に5チームがいる混沌とした状況。国士舘大が勝ち点17で最下位に沈んでおり、早稲田大と桐蔭横浜大が勝ち点20で並ぶ。その上に勝ち点21で駒澤大と専修大。勝ち点22の流通経済大が7位につけている。
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