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[選手権予選]駒澤大高は5-0快勝も「誰が感動するんだ!」の檄。犠牲心、一体感持って昨年越え、日本一へ

ゲキサカ / 2016年10月20日 7時19分

 後半、駒大高は高いラインを敷く専大附の背後を狙うが、再三オフサイドを取られて攻めきることができない。それでも15分、高橋の右アーリークロスをFW矢崎一輝(3年)が右足で決めて4-0。MF服部正也(3年)ら交代出場選手たちが活性化した終盤の34分にはMF菊地雄介(3年)の仕掛けから上げたクロスをMF米田泰盛(3年)が合わせ、最後はFW米谷拓海(2年)がゴールヘ押し込んで5-0で試合終了を迎えた。

 この日は交代出場した選手たちが先発組を上回るようなパフォーマンス。昨年全国8強メンバーも控えに回る可能性が十分にあるほど先発争いは激化している。だが、ここから続く戦いでは個々の強さ、選手層の厚さを持っていてもそれだけでは勝つことはできない。「最後は上手いの当たり前の世界。責任感とか、戦うとか、チームのための犠牲心とか、紙一重」(大野監督)という中で差を生み出し、全国、そして昨年以上のステージまで勝ち上がることができるか。指揮官が「可能性はある子たち」と語る今年の駒大高。高橋が「自分たち、夏にミーティングした時に目標は全国制覇と掲げて、ブラさないで行こうと考えていて、そのためには去年のベスト8に行かないといけないし、そこに立つためにはまず東京を取らないといけない。目標はそこで間違いないですけど、目の前の試合をどう勝ち切るか考えてやっています」と語るように全国制覇を目指すチームは、昨年のようにより犠牲心と一体感を持って、見る人を感動させるような戦いを表現して白星も掴む。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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