前回王者・カタールを3-0一蹴!GL首位通過のU-19日本代表、世界まであと1勝!
ゲキサカ / 2016年10月21日 0時29分
[10.20 AFC U-19選手権GL第3節 日本 3-0 カタール]
U-19日本代表は20日、17年U-20W杯(韓国)への出場権を懸けたAFC U-19選手権バーレーン2016のグループリーグ最終節でカタールと対戦。FW岩崎悠人(京都橘高)とMF三好康児(川崎F)、CB冨安健洋(福岡)のゴールによって3-0で勝った。2勝1分とした日本はグループC1位と準々決勝進出を決定。日本は勝てばU-20W杯出場の決まる準々決勝(24日)でグループD2位のチームと戦う。
日本は第2戦を終了した時点で1勝1分。大会規定により、自力でグループリーグ2位以内と決勝トーナメント進出を決めるためには前回王者・カタールに勝つか、2-2以上で引き分けるしかなかった。その日本は3-0快勝。イエメンを含む激戦区を1位で突破し、“運命の”準々決勝へ駒を進めた。
日本は0-0で引き分けたイラン戦から先発4人をチェンジ。右SBに藤谷壮(神戸)、ダブルボランチの一角に市丸瑞希(G大阪)、そして左MFに三好、そして2トップの一角として岩崎を起用。4-4-2システムのGKは小島亨介(早稲田大)で4バックは右SB藤谷、CB冨安、CB中山雄太(柏)、左SB舩木翔(C大阪U-18)。中盤は坂井大将(大分)と市丸のダブルボランチで右MF堂安律(G大阪)、左MF三好。2トップはFW小川航基(磐田)と岩崎がコンビを組んだ。
日本は立ち上がりからアグレッシブな攻守。市丸が狭いDF間へ縦パスを通し、SBも攻撃にかかわるなどカタールを押し込んで試合を進める。10分に堂安が左足ミドルを放つなど先制点を目指す日本は17分に先制点を奪う。三好がハーフウェーライン付近からDFラインとGKの間にクロスを入れると、カタールDFが不用意な処理。小川に詰められたGKが何とか手で叩いたが、それにフリーで走り込んだ岩崎が左足でゴールヘ流し込んで先制した。
今大会初先発の岩崎のゴールによって先制した日本は18分にも舩木の左クロスを小川がヘディングシュート。GKの逆を突いたが、シュートはクロスバーを叩いた。市丸の右CKから中山がゴール右隅に叩き込んだヘディングシュートがオフサイドによって取り消される不運があったものの、GK小島の好セーブや鉄壁の守りを見せる中山と冨安中心に相手の攻撃を阻止した日本は45分にスーパーゴールで追加点。市丸の右CKのこぼれ球に反応した三好がPA外側から左足を振り抜くと、弾丸ライナーの一撃はほぼ正面へ飛んだGKも反応することできない軌道でゴールネットへ突き刺さった。
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