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[EL]長友vs麻也が先発で実現、インテルが虎の子の一点守り抜き大会初勝利

ゲキサカ / 2016年10月21日 4時37分

インテルが公式戦5戦ぶりの勝利を挙げた

[10.20 ELグループリーグ第3節 インテル1-0サウサンプトン]

 ヨーロッパリーグ(EL)の第3節が20日、各地で行われた。K組では日本代表DF長友佑都の所属するインテル(イタリア)と同DF吉田麻也の所属するサウサンプトン(イングランド)が対戦。両者先発して日本人対決が実現した一戦は、1-0でインテルが勝利し、今大会初勝利。公式戦の連敗を3で止めて、5戦ぶりの勝利を挙げている。

 日本人対決は両者先発という形で実現した。ホームのインテルは、長友が9月15日のEL第1節のハポエル・ベア・シェバ戦以来となる公式戦3度目の先発出場。出場自体は10月2日のセリエA第7節のローマ戦以来2試合ぶりとなった。一方の吉田も先発はEL第2節のハポエル・ベア・シェバ戦以来で公式戦3試合ぶり。お互いにレギュラー奪取へ向けてアピールしたい一戦となった。

 前半はサウサンプトンペースだった。前半28分にはMFサム・マックイーンのクロスからFWジェイ・ロドリゲスにシュートを打たれるが、カバーに入った長友がクリアして何とか先制点を防いだ。逆にサウサンプトンとしては先制できなかったという印象を残す前半になってしまった。

 そして後半22分、インテルは左サイドからDFダビデ・サントンが上げたグラウンダーのクロスをFWアントニオ・カンドレーバが左足で蹴り込み、先制点を奪う。それまで、吉田がFWマウロ・イカルディのシュートチャンスをスライディングで抑えるなど、インテルの攻撃陣を完ぺきに封じていたサウサンプトンだったが、インテルにワンチャンスをものにされてしまった。

 インテルは後半32分にMFマルセロ・ブロゾビッチが退場して数的不利を強いられる。さらに終盤はサウサンプトンに立て続けにチャンスを作られるが、GKサミール・ハンダノビッチの好セーブもあり、得点は許さない。結局、インテルが虎の子の一点を守り抜き、今大会初勝利を挙げた。

 なお、右SBで先発した長友は後半アディショナルタイム1分に途中交代。吉田はフル出場している。

●EL16-17特集
●欧州組完全ガイド

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