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「NIKE MOST WANTED」“日本代表”は元柏U-18MF白川恵士朗と東海大MF西尾翼!!イギリスでのグローバルファイナルへ!!

ゲキサカ / 2016年10月24日 10時7分

「プロになりたい」という想いを叶えるため、「NIKE MOST WANTED」を受けることにしたという西尾。同級生の活躍も契機となっている。今季、鹿島アントラーズのユースからトップに昇格した、DF町田浩樹、MF田中稔也、MF平戸太貴、FW垣田裕暉とは選抜チームでチームメイトだった。身近な存在だった彼らがプロになったことで「すごい」という想いとともに「自分も」と決意を強めたという。町田らと同じ東京五輪世代の西尾は、「出たいです!」と東京五輪代表入りも気色ばんだ。

 1本目の途中からAチームの右ウイングに入った白川は、正確なボールコントロールでボールをおさめると、逆サイドへの大きな展開をはかったり、中央へカットインをしてからシュートを放つなど、技術の高さが目立った。そのプレーは同じレフティーである日本代表の4番を想起させた。それでも、選考前には「全然ダメでした」と苦笑いを浮かべるほど、自身のプレーにはまったく手応えがなかったと語っていたが、見事に“日本代表”の座を射止めた。

「名前を呼ばれたときは本当に驚いて……」と白川が戸惑いを隠せなかった背景には、コンディションの問題があった。背番号10を背負っていた柏U-18を経て、今春から流通経済大に進学したが、サッカーのスタイルの違いから退学することを決意。現在は無所属の状態で、「兄貴とボールを蹴るくらい」のトレーニングしかしていないため「とにかくコンディションが悪かった」という。1か月後に控える「グローバルファイナル」に向けては「とにかくコンディションがよくないので上げたい。めったにないチャンスなので、つぎはないという覚悟で」と気合いを込めていた。

 ”日本代表”の選考にあたっては「TIPS(ディップス)」があるかどうかを判断していたと小島直人コーチは明かす。すなわち、T=テクニック、I=インテリジェンス、P=ポジショニング、S=ストレングスだ。選考を務めたコーチ陣の一人であるエドゥワルド・オリベイラコーチは、「NIKE ACADEMY」のコーチを務めるほか、ブラジルサッカー連盟にも所属しており、世界をよく知る人物だ。白川については「1人で何かをできる、生まれ持ったセンスがある。前線にいいパスを供給できるし、スッと相手をかわすこともできる」、西尾のことは「プレーの強度をずっと高く続けられた。ずっと動き回っていられるのは強さ。ゲームの状況判断がよかった」と評した。

「(日本は)いい育成ができていると思います。特に日本の選手のボール扱いは印象深いです。ボールを保持するゲームの作り方が特長だと思います。そういったものを武器にして、サッカーを楽しむこと、上手くなっていくことを期待しています」。エドゥワルドコーチはそう総括し、2日にわたって行われた「NIKE MOST WANTED」の「ジャパンファイナル」は幕を閉じた。

★『NIKE ACADEMY特設ページ』はこちら
(取材・文 奥山典幸)

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