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[KNVB杯]ヘーレンフェーンは格下に苦戦…温存小林の投入などで辛くも2回戦突破

ゲキサカ / 2016年10月28日 5時52分

ベンチスタートのMF小林祐希は後半30分に途中出場

[10.27 KNVB杯2回戦 FCアイントホーフェン1-2ヘーレンフェーン]

 KNVB杯(オランダ国内杯)の2回戦が27日に行われ、MF小林祐希の所属するヘーレンフェーンは敵地でFCアイントホーフェン(2部)と対戦し、2-1で勝利した。公式戦8試合ぶりのベンチスタートとなった小林は後半30分に途中出場している。

 デビュー戦となった9月10日のエールディビジ第5節トゥエンテ戦(3-1)以降、公式戦7試合連続でスタメン起用されていた小林。下位カテゴリーに属する相手とのカップ戦は、ベンチからキックオフを見届けることになった。

 小林を温存したヘーレンフェーンは前半20分に先制。右CKを獲得するとショートコーナーでつなぎ、PA右後方のMFユネス・ナムリが左足を振り抜く。強烈なドロップシュートがゴール右をとらえ、相手GKが一歩も動けないままネットを揺らした。

 前半30分には、DFステファノ・マルゾがPA右脇から送ったクロスにファーのFWレザ・グーチャンネジャドがヘディングで合わせ、追加点をマーク。だが、同34分にFCアイントホーフェンのFWジンティ・カーネペールにゴール前のこぼれ球を押し込まれ、2-1で前半を折り返した。

 後半は立ち上がりから相手にペースを握られたヘーレンフェーン。奪いに行ったところをパスワークや個人技でかわされ、簡単にゴール前までボールを運ばれる時間が続いた。

 1点リードのまま耐えていたヘーレンフェーンは後半30分、先制ゴールを挙げたナムリに代えて小林を投入。ボランチに入った小林は中盤を幅広く動いてパス&ゴーを繰り返し、攻撃のリズムを作ろうと奮闘した。

 ヘーレンフェーンは追加点こそ生まれなかったが、失った流れを取り戻し、リードを保ったままタイムアップ。2-1の勝利で3回戦へと駒を進めた。
●欧州組完全ガイド

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