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なるか“7度目の正直”!U-19日本代表が7度目の決勝で初のアジア制覇へ挑戦

ゲキサカ / 2016年10月30日 7時7分

 また、ここまで無失点で来た日本だが、心理面では変に「0失点」ばかりを意識しないほうがいいかもしれない。ずっと無失点で来ていたチームが失点した途端にチームとして乱れてしまうのは、特にユース年代ではしばしば観られる現象だ。「むしろ失点する悪いイメージも持っていたほうがいい。失点しても『俺たちが点を取ったるで!』くらいの気持ち」を持っておいたほうが心理面では立て直しやすいはずだ。

 たとえ失点しようと劣勢になろうと、慌てる必要がないもう一つの理由はコンディション面になる。準決勝から中2日のサウジアラビアと、準決勝で主力を温存している日本の間に差がないはずもない。相手の動きが落ちる時間帯は「狙いどころになる」(岩崎)のは確実。ベンチには準決勝で結果を残したメンバーが交代カードとして居並んでおり、後半勝負になっても慌てる必要は皆無だろう。

 この決戦に際して内山監督は「僕自身が彼らに求めていることは、厳しい環境の中でプレーしながら自分で勝ち取っていくこと」とした上で、「彼ら自身によって、楽しいサッカー、アグレッシブなサッカーが決勝でもできるのかどうか。当然プレッシャーもかかる中にあって自分たちで(的確に)判断していけるかが求められるし、そういう選手がA代表の選手になっていける」と語った。日本サッカーの“7度目の正直”に挑むこの大会。敗北が続いた日本のU-19世代の流れを完全に覆し、日本サッカー新世代の力を示すための戦いが、いよいよ始まろうとしている。

(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
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