[MOM1929]浦和南FW高窪健人(3年)_伝統校の注目ストライカーが意地の決勝弾!
ゲキサカ / 2016年10月30日 9時24分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.29 全国高校選手権埼玉県予選3回戦 浦和高 1-2 浦和南高 昌平高G]
内容面ではミスが多く非常に苦しい試合となった浦和南高だが、今大会無得点だったエースの待望の初ゴールによって準々決勝への切符をもぎ取った。
1-1に追いつかれて迎えた後半35分、浦和南は交代出場のFW仁平大輔(3年)が右サイド深い位置からゴール前へラストパス。これを10番FW高窪健人(3年)が右足でゴール左隅へと流し込んだ。「相手も(自分たちの)失点で乗ってきていて、ヤバイと思っていたんですけど、チャンスはあると思っていた。味方がつないでくれて、しっかり決めることができた。信じて(ゴール前に)入っていったんで、入れることができたと思います」。エースは苦しみながらも勝ち切った試合に胸を撫で下ろしていた。
自身の特長を「フィジカルとドリブルですね」と説明する178cmFWは、前線での存在感が際立つ。多少不利な体勢でもそのフィジカル能力の高さによってボールを味方に傾け、パワフルなヘッドやシュートでゴールを奪い取る本格派のストライカー。だが、今大会は無得点で本人は危機感を抱いていたという。今年は新人戦時に負った足首の負傷によって3か月間の長期離脱も経験しただけに、チームに恩返ししたいという思いも強く持っている。「調子上がってきたのはみんなのおかげ。エースと言ってくれるんで活躍しないと示しがつかないと思っていました」。その高窪が意地の決勝ゴールを決めた。
憧れの存在はミランなどで活躍した元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ。背後へ抜け出す動きやヘディングの強さなど「お手本にしたい選手」の動きをYoutubeで見て学んでいるという。ポテンシャル高く、将来的に上のステージを目指すFWは関東の強豪大学も注目する存在。まずは最後の選手権での爆発を目指すFWは「(今後は)少ないチャンスで決める力が必要になってくる。これから厳しい試合が続くので、チームのプラスになる点を取っていきたい」と誓った。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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