[関東]粘りの勝利…駒澤大が専修大に完封勝ち!!残留確定させ、インカレ出場へ望み
ゲキサカ / 2016年10月30日 15時34分
右サイドから佐藤がドリブルで持ち込み、PA内でショートパス。これはGKに阻まれた。前半32分には攻撃参加した飯田がPA内右へ切れ込む。パスを受けたFW下田悠哉(2年=三菱養和SCユース)のシュートはGKに止められた。同43分には下田やMF三沢直人(3年=西武台高)を経由し、右サイドから仕掛ける。最後はFW中山克広(2年=麻布大附高)がシュートを放ったが、またもGKにブロックされた。終盤に攻勢を強めた専修大だったがゴールネットは揺らせず。0-1で前半を折り返した。
迎えた後半、専修大はMF野田卓宏(4年=大津高)に代わって、MF大戸岬(4年=藤沢清流高)を投入する。飯田と佐藤のいる右サイドから幾度も仕掛けるが、あと一歩のところで熱川にブロックされるなど、攻めきれない。カウンターから押し込み、サイドからクロスを入れるがDF宮坂瑠(4年=三浦学苑高)や伊勢に弾かれた。
対する駒澤大はカウンターからチャンスメイク。後半18分には吉岡のシュートがクロスバーを叩き、跳ね返りがあわやゴールインするかに思われたが、オフサイドの判定。追加点は奪えない。同35分には左サイドから仕掛けた熱川がシュートを打つも、相手DFの背中にブロックされた。
後半終了間際には幾度かセットプレーを得た専修大だが、GKにキャッチされるなど、1点が遠い。後方から走りこんでのミドルシュートを狙ったが、枠を捉えることはできなかった。結局、1-0で試合は終了。粘り強く耐え切った駒澤大が専修大を相手にリーグ戦7年ぶりの勝ち点3をもぎとった。
試合後、駒澤大の選手たちは専修大相手の勝利、そして残留決定を大きく喜んだ。秋田浩一監督は「一人ひとりはそんなに強くなくても、チームで戦えれば、テクニックのあるチームにも勝てるというのは、学生も多少は学んだと思う。粘り強いサッカーのできるチームになっていってくれるかなと思います」と労った。
しかし一方で百戦錬磨の指揮官は「(インカレへ出られるような)そんなチームじゃないので。あと2試合を全力でやって、久々に全国大会にも出たいなとは思いますけど。ここで喜んでしまうと大変なので……ちょっと今からチームを締めて、次につなげたいと思います」と勝って兜の緒を締めた。
(取材・文 片岡涼)
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