山口のPO進出の可能性が消滅…横浜FCのイバ2発に沈む
ゲキサカ / 2016年10月30日 17時34分
[10.30 J2第38節 山口0-2横浜FC 維新公園]
横浜FCは敵地でレノファ山口FCと対戦し、2-0で勝利した。
立ち上がりから押し込んだのは、山口だった。前半9分、DF小池龍太のパスをペナルティーアーク手前で受けたMF庄司悦大が右足を振り抜くも、GK渋谷飛翔のファインセーブに阻まれる。同16分には、FW岸田和人が右サイド深くまでえぐって中央に折り返すと、MF島屋八徳が右足で合わせたが、相手DFのブロックに防がれ、いい時間帯で先制することはできなかった。
劣勢の横浜FCだったが、前半22分にワンチャンスをいかして先制に成功する。MF中里崇宏の右CKは相手DFにカットされたが、再び中里がダイレクトで中央に入れると、ニアのヘディングシュートはGK村上昌謙のセーブに遭うも、こぼれ球にいち早く反応したFWイバが左足で押し込み、均衡を破った。さらに同27分、左からのクロスをDF永田拓也が丁寧に落とし、イバが左足アウトで強烈なシュートを放つ。しかし、ゴール寸前で庄司のブロックにされてしまった。
それでも横浜FCは、1点リードの後半6分に追加点を挙げる。相手陣内でパスをつなぎ、MF佐藤謙介が右足を振り抜く。これは至近距離でGK村上に防がれたが、こぼれ球をイバが左足で押し込み、2-0。後半の立ち上がりにリードを広げた。
ホームで勝利が欲しい山口は鳥養や庄司らがシュートを浴びせるが、横浜FCの素早い寄せ、人数を懸けた守備に苦しみ、ゴールネットを揺らすことができない。さらにGK渋谷のファインセーブにも遭い、試合は0-2のまま終了。山口は2連敗で、4試合を残して、6位京都との勝ち点差が『15』に広がり、J1昇格プレーオフ出場の可能性が消滅した。
●[J2]第38節2日目 スコア速報
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