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[東海]静産大がインカレ出場決定!!互いに後半ATにゴールの死闘…東海学園大との天王山制す

ゲキサカ / 2016年10月31日 11時59分

インカレ出場権を手にした静岡産業大

第55回東海学生サッカーリーグ戦1部

 第55回東海学生リーグ1部の第17節が29日に各地で行われた。首位に立つ静岡産業大は2位の東海学園大に2-1で勝利した。今季1試合を残して3位以下と勝ち点4差が開いたために、2位以上を確定。全日本大学選手権(インカレ)出場を決めている。

 東海地域のインカレ出場枠は3つ。上位3校のみが冬の大学日本一決定戦へ出場できる。静岡産業大、東海学園大、中京大、常葉大学浜松キャンパスの4校が全国行きの3枠を争っているが、まずは静岡産業大が抜け出した。

 勝ち点1差の首位・静岡産業大と2位・東海学園大の天王山。試合は前半8分に静岡産業大が先制に成功する。FW遠山拓民(2年=甲府U-18)の左クロスから、最後はMF藤田脩人(3年=湖東高)がゴールネットを揺らした。1-0で試合は進む。

 迎えた後半、スコアはなかなか動かない。それでも終了間際にドラマが待っていた。後半アディショナルタイム3分にMF榎本大輝(2年=中央学院)の突破からMF萩野智明(3年=東海学園高)が右足シュートを突き刺し、東海学園大が1-1に追いつく。勝てば首位浮上の可能性があった東海学園大が執念をみせる。

 しかし、勝負強さをみせたのは静岡産業大。失点から1分後、GKからのロングボールを敵陣中央のMF西口亮城(2年=宇治山田商高)が頭で落とす。右サイドへ開いた途中出場のFW鴨井勇(4年=新潟産業大附高)がダイレクトで折り返し、走り込んでいたMF藤池翼(2年=習志野高)が右足シュートを決めた。

 劇的な勝ち越しゴール。これが決勝点となり、静岡産業大が2-1で勝利。2位以上を確定させ、全国切符を勝ち取った。敗れた東海学園大は優勝の可能性が消滅。4位の常葉大浜松と同勝ち点で並んでの3位へ後退している。

 中京大は名古屋商科大を3-1で下し、2位へ浮上した。最終節で中京大は首位の静岡産業大と戦う。勝ち点3差で得失点差で6差が開いているものの、逆転Vだけでなくインカレ出場権獲得のためにも勝つしかない。

 常葉大学浜松キャンパスは中部大に2-1で勝利し、勝ち点35に伸ばすと4位をキープ。最終節で逆転でのインカレ出場権獲得へ望みをつないだ。

 来年度より東海学生リーグは1部12チーム、2部8チーム制となるため、今季は1部からの自動降格はなく、1部の10位と2部の3位が入れ替え戦を戦い、2部の1位と2位が1部へ自動昇格する。敗れた中部大は9位と勝ち点5差のままとなったため、最下位が確定。入れ替え戦行きとなった。

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