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モラタでなくベンゼマが先発なのは…カペッロ氏「会長のお気に入りだから」

ゲキサカ / 2016年11月2日 12時21分

今季リーガで8試合4得点を記録しているレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマ

 かつてレアル・マドリーを率いたファビオ・カペッロ氏が、同チームでFWカリム・ベンゼマが先発起用される理由をフロレンティーノ・ぺレス会長の「お気に入りだから」と話している。

 レアル在籍8年目を迎えたベンゼマは、FWクリスティアーノ・ロナウド、FWガレス・ベイルと形成する“BBCトリオ”としてチームに不可欠な存在として君臨。しかし、今夏ユベントスから復帰したFWアルバロ・モラタがベンチスタートが多い中でも、リーグ戦3得点を記録。公式戦ここ4試合連続でゴールを挙げるなど、猛烈なアピールを続けてポジションを脅かしている。

 スペイン『マルカ』によると、カペッロ氏は『フォックス・スポーツ』に対して「ベンゼマかモラタのどちらかを選ぶのは、すべての監督にとってある種のジレンマだよ。(ジネディーヌ・)ジダンはうまくやっているよ」と話しながらも、「ジダンはまずベンゼマをスタメン起用している。彼は会長のお気に入りだからね」とベンゼマがスターティングメンバーに名を連ねる理由を挙げた。

 しかし、「ただ、その後にモラタを投入するジダンの戦術はうまく機能しているし、いい方向に向かっているよ」と現状の采配が機能していると続けた。

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