オランダの“不敗神話男”小林祐希が代表復帰「オランダでレベルが高いプレーをしている」
ゲキサカ / 2016年11月4日 19時5分
2度目のA代表は海外組として凱旋だ。MF小林祐希(ヘーレンフェーン)はA代表デビューを飾った6月のキリン杯ボスニア・ヘルツェゴビナ戦(吹田S)以来となる代表復帰を果たした。
「小林祐希は常に先発で出ている。少し低いポジションでプレーしているが、我々のコーチも現地に行って話してきた」。所属クラブでベンチを温める海外組が多い中、バヒド・ハリルホジッチ監督は所属クラブで先発に定着している点を招集理由に挙げた。実際に小林はエールディビジ第5節のデビュー戦から公式戦8試合連続でスタメン起用され、さらに自身が出場した試合の不敗神話を継続している。
そして、先発出場している部分だけでなくプレー面も評価する。「オランダのリーグでかなりレベルが高いプレーをしている。運動量、ディシプリンの面、オフェンシブなプレーも向上しているし、左足からのパスの能力も高い」。
磐田時代はトップ下が定位置だったが、オランダ移籍後は主にボランチの位置で好パフォーマンスを続けている。日本代表メンバーはクラブで異なるポジションで出場している選手も多く、指揮官はその点には「クラブでの役割があるからA代表は違う」と理解を示す。
A代表で求められているのは1列前でのプレー。ハリルホジッチ監督は中盤の選手を「ディフェンシブの中盤とオフェンシブの中盤」で分類し、「香川(真司)、清武(弘嗣)、小林は中盤の中でもよりオフェンシブ。より組み立てに関わる」と攻撃面に期待を寄せ、彼らの役割を説明した。「ボールのキープ時間が長いと大変。前にいくスピードを遅らせてはいけない。よりスピードアップをするのが彼らの役割だ」。
ビッグマウスとも言われる強気なコメントや個性的なキャラクターから、FW本田圭佑(ミラン)と比較されることが多いレフティー。本田自身も「自分の若いころにかぶる部分もあった」と威勢の良い後輩の出現を喜んでいた。「日本の10番は夢」と野心を燃やす24歳。壮大な夢を実現するために、前進した姿を見せてアピールできるか。
(取材・文 佐藤亜希子)
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