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[MOM403]桐蔭横浜大MF鈴木国友(3年)_「次は俺、決めたらヒーロー」予感があった決勝点

ゲキサカ / 2016年11月6日 21時31分

「隼人がニアでつぶれてくれたので。ごっつぁんゴールでした。来るかなと思ったら、本当にいいところに転がってきたので。ボールを見て、足に当てるだけでした」

 ゴールネットを揺らした瞬間は「無心でした」というが、じわじわと喜びは湧き上がってきた。残り時間は無我夢中で戦った。そして、鈴木の得点が決勝点となり、桐蔭横浜大は1部残留を大きく近づける3-2の勝利を飾った。あすの試合で国士舘大が引き分け以下だった場合には、残留は決まる。

 仕事を果たした鈴木だが、まだまだ満足はしていない。今季7点目を挙げたものの、「自分が出ている試合数で比べたら全然物足りない。監督にも『もっと取れる、もっと取れる』と言われているので」と表情を引き締める。

「やっぱり上位にいるチーム、明治大などは得点ランキングの上位に1人や2人いるじゃないですか。うちだったら、自分や大地(石川)とか、碧(佐藤)も結構点を取っているんですけど、前線の選手がもっと点を取らないと上にはいけないと感じているので」

 今節の勝利によって、桐蔭横浜大は勝ち点25に伸ばした。全日本大学選手権(インカレ)圏内の6位とは勝ち点3差。インカレプレーオフ権がある7位・慶應義塾大とは勝ち点2差となっている。最終節では慶大と直接対決。勝ち点27の8位・専修大、9位・駒澤大などの結果にもよるが、最終節の結果次第では残留争いから一転、冬の全国切符を勝ち取れる可能性も出てきた。

 自らがゴールを奪うという予感を的中させ、チームを勝利に導いた鈴木。今季最終節へ向けては、「他力になりますが、インカレに出場できる可能性もゼロではないので。今日の結果に満足せず、最終節の慶應義塾大戦へ向けて、準備をしていきたい」と強く誓っていた。

(取材・文 片岡涼)●第90回関東大学1部L特集

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