[MOM1936]FC東京U-18MF内田宅哉(3年)_青赤軍団が全国に誇る、走って守って点も取れるドリブラー
ゲキサカ / 2016年11月6日 1時9分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.5 Jユースカップ準々決勝 FC東京U-18 4-1 G大阪ユース 味スタ西]
11月5日、味の素スタジアム西競技場で行われた2016Jユースカップ第24回Jリーグユース選手権大会準々決勝。難敵・G大阪ユースとの試合に臨んだFC東京U-18MF内田宅哉が意識していたのは「試合の入りから、前にドンドン行く」こと。今季はFWとしても活躍を見せているが、ラウンド16の試合ではボランチ起用。それは内田について「フットボールIQが高く、CBとGK以外ならどこでも任せられる」と語る佐藤一樹監督の信頼があるからこその起用法だが、「自分的には攻撃が好き」なのも事実である。攻撃的な位置で結果を残したいという気持ちは人一倍あった。
まずは前半14分。「(FWの)半谷陽介が上手くニアに入ってくれた」形から「いいところにこぼれてきた」ボールを押し込んで先制点を奪うと、さらに1点を追加していた39分にはDF荒川滉貴のクロスに対して逆サイドから突っ込んでのヘディングシュートを突き刺す。「(ボールが良かったので)後は合わせるだけでした」と言うが、いずれも「入るべきところに入っているから」(佐藤監督)生まれたゴールである。サイドハーフから「持ち場を外して入っていくのは勇気の要ること」(佐藤監督)だが、ナチュラルにその判断を正確にできる。それこそ内田の持つ確かな特長だろう。
1、2年のときは武器であるドリブルを多用しすぎるところもあり、「自分本位のプレーが少し多かった」(佐藤監督)と言う。だが、「最近は自分に求められる役割を感じた上で、(自分の得意なプレーを)表現することができるようになっている」と指揮官の信頼は揺るがない。「ドリブルもできるし、パスもできる。守備のツボも分かっている」マルチロールは、もしかすると今季最も大きく成長した選手かもしれない。少なくとも、チームにとって欠かせないタレントなのは間違いない。
FC東京のユニフォームを着てプレーする時間も残り少なくなってきているが、「Jユースカップの優勝を狙いたいし、(夏に獲ったクラブユース選手権、高円宮杯を含めた)3冠も狙いたい」と意欲を燃やす。卒業後は進学予定だが、「大学でできることはたくさんある。長所を磨きながら、短所を克服していきたい」と、青赤のユニフォームと“4年後”に再会する大志も胸に秘めている。
(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
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