[関西]同志社大の降格決定…立命大が阪南大撃破、インカレ出場権争いはさらなる混戦に:後期第10節
ゲキサカ / 2016年11月7日 22時9分
第94回関西学生サッカーリーグ1部
第94回関西学生サッカーリーグ1部の後期第10節が5、6日に各地で行われた。今節では同志社大の2部降格が決定。全日本大学選手権(インカレ)出場権争いは、最終節を前にさらなる混戦模様となった。
前節で優勝を決めた阪南大を撃破したのは、5位・立命館大だ。他カードの結果次第とはいえ、負ければインカレ出場が遠のく一戦で意地をみせた。前半16分にPKで先制されたが、そこから3発。1分後にFW佐々木宏太(3年=作陽高)のゴールで追いつき、試合を振り出しに戻すと後半には逆転に成功。
後半8分、佐々木の2点目で2-1とし、同18分にはMF竹本雄飛(1年=広島ユース)のシュートのこぼれをFW木藤舜介(2年=東福岡高)が決めた。相手に16本ものシュートを放たれたが、1失点でしのぎ切り、3-1で勝利した。上位が足踏んだため、差を詰めることに成功。この勢いで最終節まで走りきる。
2位の関西学院大はびわこ成蹊スポーツ大と2-2で引き分けた。前半3分、同14分に失点。0-2から追い上げをみせ、ルーキーMF山本悠樹(1年=草津東)の2アシストで2点を奪ったが3点目は叶わず。勝ち点1を手にするに留まった。なお、びわこ大は8位以上が確定し、1部残留を決めた。
3位の関西大は大阪学院大に1-2の敗戦。前半4分に先制したが、後半に2失点した。7戦ぶりの黒星で3位から4位へ後退している。
4位の大阪体育大は近畿大を5-2で下し、3戦ぶりの白星獲得。2点先取後に追いつかれたが、そこから3点を奪った。FW古城優(2年=堺西高)がハットトリックし、MF池上丈二(4年=青森山田高)がFKで先制点に絡んだほか、3アシストの活躍。4位から3位へ浮上した。
関西のインカレ出場枠も残るは3つ。今節の結果により、2位の関西学院大と3位の大阪体育大が勝ち点40で並んだ。得失点11差で上回り、2位を守った前年度・インカレ覇者の関西学院大だが、冬の全国切符獲得へは気を抜けない状況だ。4位・関西大と5位・立命館大は、勝ち点39で上位2校を追う。
全国へ向けて、脱落するのは一校のみ。最終節では、12日に関西大がびわこ大と対戦。翌13日に立命館大は大阪体育大と、関西学院大は阪南大と戦う。最終節まで目が離せない熱い戦いが繰り広げられる。
また、今節では同志社大の2部降格が決まった。残留のために勝利が必須な状況下、10位の桃山学院大に1-2の敗戦。0-2の後半43分に主将のMF松井修平(4年=桐光学園高)がPKで1点を返すも、反撃は及ばず。勝ち点14に留まると、10位以上と勝ち点6差が開いたため、2部自動降格が決まってしまった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[関西]天皇杯予選の影響で変則開催、関西大が3連勝、関学大と甲南大は“中3日の再戦”:第5節
ゲキサカ / 2024年5月16日 19時5分
-
[関西]上位勢が勝利で順位キープ、甲南大が今季初勝利:第4節
ゲキサカ / 2024年5月5日 13時2分
-
[関西U-16 ~Groeien~]「一致団結できる良いチーム」近大附が走り、戦って阪南大高に逆転勝ち
ゲキサカ / 2024年5月1日 10時53分
-
[関西]前半3失点の甲南大が後半に一挙3ゴール!! 同志社大は痛恨のドロー(20枚)
ゲキサカ / 2024年4月29日 20時52分
-
[関西]関西大が1年生MF宮川大輝のAT決勝弾で首位に浮上!びわこ大は3戦13失点で開幕3連敗:第3節
ゲキサカ / 2024年4月29日 12時19分
ランキング
-
1市議会まで動かした大谷翔平…記念日制定に「生きる伝説」 SNS騒然「偉人の域」
Full-Count / 2024年5月18日 7時47分
-
2大谷翔平 リーグ単独トップ&両リーグ最多タイ13号 大谷の日&父の62歳誕生日に3戦ぶり一発で祝砲
スポニチアネックス / 2024年5月18日 11時53分
-
3「やっぱ持ってる」大谷翔平、“記念日”に自ら祝砲!「日本も早くしないとな。アメリカに先越されとるで」
スポーツ報知 / 2024年5月18日 13時56分
-
4霧島が「頚椎症性神経根症」で休場 再出場せず大関陥落へ「検査と治療も兼ねて4日間入院」師匠が明かす
スポニチアネックス / 2024年5月18日 12時25分
-
5ロッテは延長12回引き分け 佐々木朗希の162キロ、12奪三振の力投も勝利に結びつかず
スポニチアネックス / 2024年5月17日 22時4分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください