[関東]早大&国士大が2部降格、明大に4発勝利の法大がインカレPO圏の7位以内確定!:第21節
ゲキサカ / 2016年11月8日 22時26分
第90回関東大学リーグ1部
第90回関東大学サッカーリーグ1部の第21節が5、6日に各地で行われた。今節では早稲田大と国士舘大の2部降格が決定。法政大が全日本大学選手権(インカレ)プレーオフ権を持つ7位以内を確定させた。インカレ出場のラスト“3枠”を巡る戦いは、最終節まで持ち越されている。
早稲田大は桐蔭横浜大と対戦。2点を先取するも、後半の3失点で2-3の敗戦。昨季王者だったが今季はここまで5勝5分11敗と苦しみ、最後は7連敗で12年ぶりの2部降格となってしまった。
国士舘大は駒澤大と1-1で引き分け。前日行われた試合で残留圏の10位・桐蔭横浜大が勝ち点25に伸ばしていたため、勝ち点20の国士舘大はラスト2節で連勝するしかない状況だったが、敗戦を喫した。
前半19分にMF本間達耶(3年=遠野高)のヘディングシュートで先制したが、後半終了間際の45分に痛恨の失点。1-1のドローで勝ち点1を手にするに留まり、43年ぶりの降格が決まった。
2位の筑波大は6位・慶應義塾大と対戦。前半8分、37分に失点を喫したが、前半アディショナルタイム3分に1点を返し、1-2で前半を折り返す。後半にはFW中野誠也(3年=磐田U-18)の2得点などで一気に3発を奪取。4-2の逆転勝利を飾った。
また3位の日本体育大は専修大に2-3の敗戦。0-3から意地をみせ、2点を返したが、あと1点が及ばなかった。これにより、2位・筑波大と3位・日本体育大の差は、勝ち点3差に広がった。今季1試合を残すが、筑波大は日本体育大を得失点15差で上回っており、2位はほぼ確定している状況となっている。
6戦ぶりの勝利を手にしたのは法政大。FWディサロ燦シルヴァーノ(2年=三菱養和SCユース)の2得点などで、明治大に4-1で勝利した。勝ち点3を手にすると、5位から4位へ上げ、インカレPO権を持つ7位以内を確定させた。明治大は優勝決定後、3戦勝ちなし(1分2敗)。最終節は勝利で締めたいところだ。
8位の流通経済大は4位・順天堂大に2-0の完封勝利で今季2度目の2連勝。インカレ圏外の8位から、ここへ来て今季最高となる6位へ順位を上げた。順天堂大は2連敗で5位後退。勝利すれば7位以内を確定させられるところだったが、下との差を詰められた。
今節の結果によって、既に優勝している明治大に加え、筑波大と日本体育大の6位以内が確定し、インカレへのストレートインが決定。また法政大はPO権を持つ7位以内を確定させた。
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