追われる立場の岡崎が強調…“W杯予選突破”のために「競争は必要」
ゲキサカ / 2016年11月10日 21時5分
長年、FW岡崎慎司(レスター・シティ)は絶対的な存在として日本代表の最前線に君臨してきた。しかし、第4節を終了したロシアW杯アジア最終予選では負傷の影響もあって、2試合に先発出場したのみ。その間にライバルとなるFW浅野拓磨(シュツットガルト)がゴールを記録し、今回のシリーズではFW大迫勇也(ケルン)とFW久保裕也(ヤングボーイズ)が招集されるなど、その立場には変化が生まれ始めている。
しかし、30歳を迎えたストライカーは自分が試合に出ようが出まいが、何よりも重要なのはチームが「W杯予選を突破すること」と言い切る。そして、そのためには「状態のいい選手が代表に入ってくるべきだし、その中でチームにフィットする選手が試合に出るべき」と新たな血を注入するのは当然だと話した。
「代表なので当然、選手の入れ替わりもしていくと思うし、その中で生き残った選手が強い集団になっていく。そのためには競争は必要」
そして、追われる立場としての危機感よりも「日本が今後もっと強くなっていかないといけないという危機感の方が強い」と警鐘を鳴らす。「世界を相手にしたときもそう、アジアの強いレベルとやったときもそう。こんなレベルではやっていけないというか、もっとうまく、もっと強くならないといけないという気持ちが強い」。
チーム全体のことを考えつつ、競争は必要だと話したものの、ポジションを易々と若手に渡すわけにはいかないとの気持ちもあるだろう。
前日にDF長友佑都(インテル)が「ギラギラしたものを若い選手に出してほしいと言ったけど、長く代表でプレーしている僕らももう一度、心の底からそういうものを出す気持ちを持つことが大事」と話していたことを伝え聞いた岡崎は、「個人的にはギラギラした思いでイングランドでプレーしているし、日本代表でも『いつも自分がやらなければいけない』という気持ちでやっている」と“ギラギラ”を失っていないことを強調した。
(取材・文 折戸岳彦)
●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“マイアミの奇跡”の裏側「誰も喜んでいなかった」 記憶に残る大会敗退後の食事会の光景【前園真聖コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年7月21日 7時10分
-
大岩J背番号「10」斉藤光毅が独占告白「自分たちがやっている作業が正解だと信じ、貪欲に前に進む」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月17日 9時26分
-
クラブと代表で「軸」が違う 日本サッカー森保監督がEURO視察で実感「突き詰めてはやらない」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月8日 10時40分
-
【単独インタビュー】日本代表主将MF遠藤航はいかにしてリバプールに適応したのか「自分自身に言い聞かせていたのは…」
ゲキサカ / 2024年7月5日 7時0分
-
豪州&サウジ同組のW杯最終予選、インドネシアも警戒した南野拓実「一瞬も気を抜けないグループ」
ゲキサカ / 2024年6月29日 15時43分
ランキング
-
1《江川卓、1984年オールスター8連続三振》40年目の真実「あの日は肩が痛くなかった」、バッテリーを組んだ中尾が明かす「パスボールしろよ」発言
NEWSポストセブン / 2024年7月22日 11時13分
-
2日本ハム 誹謗(ひぼう)中傷の投稿に注意喚起 法的措置も視野
スポニチアネックス / 2024年7月22日 13時51分
-
3大谷翔平の144m弾より「広告に目いったわ」 日本企業の“宣伝効果”が「えげつない」
Full-Count / 2024年7月22日 10時28分
-
4ストレッチャーで運ばれ途中退場したバレー日本代表の高橋健太郎 パリ五輪まで約1週間ケガの状態を明かす
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 10時41分
-
5衝撃の一発に頭抱え…“アングリ硬直”の24歳が「完全に驚嘆」 大谷特大弾の反応が話題
Full-Count / 2024年7月22日 18時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)