長崎がオランダの強豪フェイエノールトとの業務提携契約を締結

長崎がフェイエノールトと業務提携契約を締結

　V・ファーレン長崎は11日、オランダ・エールディビジのフェイエノールトと業務提携契約を締結したことを発表した。

　フェイエノールトは、かつて元日本代表MF小野伸二(現札幌)やFW宮市亮(現ザンクト・パウリ)が所属するなど、オランダの名門クラブとして知られている。今回の業務提携は、「ユース年代の向上、指導者並びにタレント養成を目的とした戦略的パートナーシップ」と長崎が説明している。

　提携契約に伴い、9日に長崎県平戸市の「平戸オランダ商館」にて記者会見を実施。長崎の服部順一取締役・GMは、「それぞれのクラブ、都市が持つ歴史を共有・継承しながら、両クラブにとって意義のある提携にしていきたい」とし、フェイエノールトのギド・ファーデル国際部長は、「同契約が両クラブにとってメリットをもたらすことを期待しており、人材発掘、指導者の養成に力を尽くしたい。長崎の『出島』に架かる橋のように、今回の契約が両クラブにとっての『架け橋』になると信じています」とコメントしている。