[選手権予選]那覇西が普天間退け2連覇!前回経験者6人残す“琉球の雄”が全国でのリベンジ誓う:沖縄
ゲキサカ / 2016年11月13日 11時0分
[11.12 全国高校選手権沖縄県決勝 普天間1-2那覇西 沖縄陸]
第95回全国高校サッカー選手権大会の沖縄県予選は12日、沖縄県総合運動公園陸上競技場で決勝戦を行い、那覇西高が普天間高に2-1で競り勝って、2年連続15回目の全国大会出場を決めた。
3回戦から登場した那覇西は、ここまで4試合で23得点と持ち味の攻撃的サッカーを遺憾なく発揮。攻守ともに安定した試合運びを展開し、無失点で決勝に進出した。決勝もその那覇西が序盤で握った試合のペース。MF金城晴貴(3年)を中心とした細かいパスワークからMF津嘉山海(3年)、MF宮城海(1年)の両サイドアタッカーにボールを集めてチャンスメークを図った。
すると10分、右サイドでボールを受けた津嘉山のクロスをFW東風平朝志(2年)が頭で合わせて、幸先よく先制点。さらに、その6分後の16分にはトップ下の位置に入ったMF上原牧人(3年)がバイタルエリアで右サイドからのこぼれ球を拾い、そのまま持ち込んでミドルシュートを決めた。
2点ビハインドを追う普天間は後半2分、左サイドのMF辺土名泰(3年)がクロス。相手GKが弾いたところをFW渡慶次一哲(3年)が詰めてようやく1点を返す。後半開始早々のエースによる得点で攻撃にリズムが出始めた普天間だったが、次の1点を奪うことができなかった。
那覇西の全国高校選手権大会への出場はこれで15回目となる。チームは今年1月の沖縄県新人大会で初戦敗退して以降、危機感を持って攻守両面を強化。結果、以降は県内負けなしで冬の全国の舞台まで突っ走った。
さらに注目したいのは那覇西は1回戦で敗退した前回の選手権経験者が6人が残っていることだ。選手たちは全国でのリベンジに燃えている。守備の要としてチームを支えるDF我如古盛洋主将(3年)は「(決勝では)気付いていないところで緩みがあった。全国では命取りになってしまう。去年の悔しさをバネに、全国制覇を目標にして戦っていきたい」と気合を入れ直す。
またGK與那覇龍大(3年)は「前回の全国では、個人的には良いプレーができた。自分の特長のパントキックを生かしてリベンジしたい」と言葉に力を込める。決勝で先制点を挙げた東風平も「自分たちの武器は攻撃力。全国ではその武器を見せつけてやりたい」と意気込んだ。
(取材・文 大城直也)▼関連リンク
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