[MOM405]関西学院大MF山本悠樹(1年)_頼れるルーキーが1G2A、読み通りのセットプレーで得点生む
ゲキサカ / 2016年11月14日 17時4分
[11.13 第94回関西学生サッカーリーグ後期第11節 阪南大1-4関西学院大 ヤンマースタジアム]
頼れるルーキーが結果を残した。関西学院大のMF山本悠樹(1年=草津東高)は阪南大戦で1得点2アシストの活躍。4-1の勝利に大きく貢献した。ピッチ上で相手のウィークポイントを読み取り、そこを突いて得点を挙げるなど1年生らしからぬ堂々としたプレーだった。
関西学院大は阪南大戦でセットプレーがポイントになると睨んでいた。通常は週末のみ行うが、今節のために平日からセットプレーの練習に時間を割いた。MF森俊介(4年=東山高)やFW出岡大輝(4年=G大阪ユース)とともに、キッカーを務める山本はDF米原祐(4年=作陽高)主将と幾度も話し、精度を上げるべく取り組んだという。
「米くんと話しながら、ずっとやらせてもらってきて。サブの選手はずっと守備に入ってもらって、時間をかけてやってきたので、しっかりセットプレーで点を取らないといけないなと思っていました」
その思いは結果につながる。この日は4点中2点がセットプレーから生まれた。開始約1分のファーストチャンス。山本の左CKからゴール前右へ飛び込んだ米原がヘディングシュートを叩き込んだ。
決めた主将が「CKは練習していた形だったので、自信を持ってやれたというのが自分のなかにはあったかなと思う」と言えば、アシストしたルーキーは「あの一本を蹴って、点につなげることができたら、チームとして楽になるかなという思いで蹴ったのを米くんが上手く合わせてくれました」と振り返る。
さらに1-0で迎えた後半18分に山本は自ら得点を記録。出岡の右CKをニアサイドの味方がスルー。ゴール正面、DFの間のスペースで待ち構えてのシュートはクロスバーの内側を叩き、ゴールインした。
この場面も狙い通りのもの。1-0で折り返したハーフタイム、選手間ミーティングで「前半に自分がCKを蹴ったとき、“あそこ”が空いているとは思ったので、『後半にチャンスがあったら狙っていこう』と話していました」。練習を重ねてきたサインプレーを使うべきだと、選手たちが共通意識を持ったことでゴールは生まれた。
シュートを決めた山本は「大輝くんがいいボールをくれて、相手も出てこなかったので。コースはあまりなかったんですけど、当てることだけ意識して打ちました。バーに当たって入ったので運もあったと思うんですけど、良かったです。バーに当たった瞬間ですか? 『入れ!』という感じでした」と笑顔をみせた。
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