大分へ“出戻り1号”立命館大MF國分伸太郎「清武くんや西川くんの世代との間をつなげたい」
ゲキサカ / 2016年11月14日 21時56分
「何よりもかなり早くに話を頂けたのが嬉しかったです。大学3年の後期で呼ばれたときは行けなかったのですが、今季の前期リーグが終わった瞬間に(大分へ)いきました。ずっと強化の方が試合に来てくれていたので、コミュニケーションは取れていて、チーム(大分)の状況も知れていたので……。本当にありがたいことです」
クラブを外から見つめる4年間。そこには悔しさやもどかしさを感じる時期もあった。なかでも、2学年後輩のMF坂井大将やMF姫野宥弥、DF佐藤昂洋がトップチームの中心としてプレーしているのを見ることは、複雑な想いがあったという。
「僕が大分U-18で3年生だったときの1年生が今のトップチームで主力になっているというのがあります。坂井、姫野、佐藤やもう一つ下のMF岩田智輝もそうですし、まだまだ未熟な頃から一緒にやっていた彼らがトップに上がって活躍しているのを見て、もどかしい気持ちでいっぱいでした」
悔しさを胸に関西の地で経験を積んだMFは、これから彼らと共に大分を再建していくつもりでいる。かつて大分U-18からトップ昇格したGK西川周作やMF清武弘嗣は、ここからキャリアをスタートさせ、ステップアップ。現在では日の丸を背負う。國分は偉大な先輩たちの背中を追う覚悟も持つ。
「後輩でもある彼らがトップに上がってやっているなかで、清武くんや西川くんの世代から少し間が空いているので、その間を自分たちがつなげるように。出戻り1号として、期待をされている分、チームで結果を残したいですし、これから大分をもう一回再生したいなという想いがあります」
「サポーターの方も期待してくれていると思うので、“こんなもんかよ”と思われないように、結果で示したいと思います。楽しみな思いの方が強いので、早く馴染みたいです」
関西で過ごした4年間で心身ともにたくましくなったMFが“古巣”へ帰る。大分育ちというプライドを胸に、熱い思いをたぎらせて、Jリーガーとしての日々は始まる。
(取材・文 片岡涼)●第94回関西学生リーグ特集
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