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清武先制PKに原口の最終予選4戦連発弾で首位サウジを撃破!!

ゲキサカ / 2016年11月16日 5時46分

 日本は後半19分、2枚目のカードで清武に代えて香川を投入。1点を追うサウジアラビアも選手交代を行いながら反撃に出るが、日本の守備陣は集中を切らすことなく、落ち着いて対応。後半32分、吉田のロングパスをPA右で受けた本田が中央に入れるが、香川はシュートを打ち切れない。同33分には酒井宏の斜めのパスから本田が振り向きざまに左足を振り抜くが、シュートはGKに弾かれた。

 なかなか2点目を奪えずにいた日本だが、今、最も頼りになる男がまたも決めてくれた。後半35分、長友が本田とのパス交換で左サイドを突破し、グラウンダーのクロス。ニアに走り込んだ香川にはわずかに合わなかったが、背後に流れてきたボールを原口が落ち着いて右足でゴール左に流し込んだ。

 原口は代表史上初となるW杯アジア最終予選4試合連続ゴールを記録。2-0とリードを広げ、勝利を大きく手繰り寄せた。後半45分に1点を返されるも、サウジアラビアの最後の反撃を跳ね返したハリルジャパン。後半アディショナルタイムには大迫に代えて岡崎を投入し、逃げ切りを図ると、そのまま2-1で勝ち点3をもぎ取った。

(取材・文 西山紘平)
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