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前線で起点の大迫、サウジ撃破も満足せず「最低限のプレーをしただけ」

ゲキサカ / 2016年11月16日 5時21分

自身のプレーに納得がいかないFW大迫勇也

[11.15 W杯アジア最終予選 日本2-1サウジアラビア 埼玉]

 約1年半ぶりの代表復帰となったキリンチャレンジ杯オマーン戦(4-0)に続いて先発出場したFW大迫勇也は、前線でしっかりボールをおさめ、日本の攻撃の起点となったが、「点を取りたかった」と首位サウジアラビア撃破も自身のプレーに満足していない様子だった。

 日本は前半45分にMF清武弘嗣がPKを決め、先制すると、後半35分にMF原口元気が流れの中から追加点を挙げ、リードを広げた。終了間際には失点を許したが、グループBで無敗のサウジアラビアに2-1で勝利した。試合後のインタビューで大迫は「ホッとしています」と勝利を喜んだ。

 しかし、大迫は自身のプレーに満足していない。「今日は点を取りたかったですけど、なかなか点を取ることができず、その分、他のプレーでチームを助けようと思いました。最低限のプレーをしただけなので、やっぱり点を取りたかったですね」と、悔しい気持ちが前面に出ていた。

「若い僕らがもっともっとやらなくてはならない。これからさらに個人の能力を上げて、もっともっと強い日本代表を作りたい」

 日本はこれでW杯アジア最終予選を3勝1分1敗で折り返した。来年3月から再びW杯出場を目指した戦いが始まる。「やっと振り出しに戻った感じなので、まず首位に立ってしっかりと予選突破してW杯に行けるように頑張ります」と今後へ意気込んだ。
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