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「高体連からJの世界へ」―今冬、来年以降の活躍期待されるJ内定逸材全選手の特長をチェック―

ゲキサカ / 2016年11月17日 19時54分

今年の高体連所属選手で最も注目を集めてきた京都橘高FW岩崎悠人は京都入り。(写真協力 高校サッカー年鑑)

 全国高校サッカー選手権予選も大詰め。熱戦を繰り広げている高体連チームから来年度、Jリーグの舞台への挑戦を決めている逸材たちがいます。その逸材たちはどのような選手なのか? サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で現在はフリーランスの編集者兼ライターとしてユース年代を中心に活動している川端暁彦氏が、彼らの注目ポイントを紹介。今冬、そして来年以降の活躍が期待される彼らの特長とは?

MF大山武蔵(札幌大谷高→C大阪)
「確かなテクニックと緩まぬハードワーク。北の大地で“セレッソ大阪らしさ”を体現していた選手の加入内定は必然だった。今季のプリンスリーグ北海道ではアシスト王も獲得した」

GK廣末陸(青森山田高→FC東京)
「基本技術の高さに加え、度胸と向上心が魅力の熱血守護神。黒田剛監督からは「ブレない」メンタルが高評価を受ける。『自信はある』と胸を張るキックの質も魅力。FC東京加入内定。U-19日本代表」

MF高橋壱晟(青森山田高→千葉)
「パスをさばく感覚の良さに加えて、前年度の高校選手権を沸かせた得点力の高さも魅力のセントラルMF。プロ生活に向けて今季は『試合を決められる選手になる』ことを希求し、実践してきた」

DF杉岡大暉(市立船橋高→湘南)
「力強いディフェンスと確かな統率力を備える鉄壁市船のシンボル。左足の正確なフィード、巧みにドリブルで持ち上がるプレーも光る。来季は『スタイルが自分に合うし、成長できる』と言う湘南へ」

DF原輝綺(市立船橋高→新潟)
「図抜けた運動能力と知性を兼ね備え、DFでも中盤でも自在にこなす。中学時代は『本当に無名だったと思います』(原)と言うが、市立船橋で急成長を遂げ、U-19日本代表にも選出された」

MF高宇洋(市立船橋高→G大阪)
「抜群のポジショニングが攻守で光るセントラルMF。運動量も豊富。元々はトップ下だが、『両方できないといけない』と己を高めてきた。父は富士通(現・川崎F)でも活躍した元中国代表MF高升氏」

MF松本泰志(昌平高→広島)
「左右両足で器用にボールを扱い、機を見てのカットインシュートからゴールを狙う左サイドアタッカー。常に「結果を残したい」と語る点取り屋の気質もあり、広島ではシャドーで起用される見込み」

MF針谷岳晃(昌平高→磐田)
「『パスを出さない、“やめる”力がある。観ていて何のストレスもない』と高く評価する名波浩監督が強く望んで磐田入り。状況を観る力に加えて、練習の賜物である左右両足から繰り出す正確なキックも武器」

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