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20日運命の決戦!J2は優勝、自動昇格、PO、残留 J3は優勝&自動昇格のすべてが決まる

ゲキサカ / 2016年11月19日 20時33分

J2優勝争いは3チームに絞られている

 J2とJ3は20日に今季最終節を行う。J2第42節のキックオフは14時、J3第30節のキックオフは13時。

 J2では優勝およびJ1自動昇格圏争い、J1昇格プレーオフ出場権争い、そしてJ2残留争いが行われることになる。

 優勝争いで断然優位に立つのは、首位の北海道コンサドーレ札幌(vs金沢)だ。札幌は引き分け以上で自力優勝を決める。勝ち点3差で追う2位の清水エスパルス(vs徳島)と3位の松本山雅FC(vs横浜FC)は勝つしか優勝の可能性はない。現時点で松本は札幌を得失点で3ポイント下回るため、優勝へのハードルは高い。ただし清水は札幌を得失点で大きく上回っているため、清水が勝って、札幌が敗れれば逆転優勝となる。

 自動昇格圏争いに目を向けると、優勝同様、札幌は引き分け以上で自動昇格を決めることになる。同勝ち点で並ぶ清水と松本は勝敗がほぼ結果に直結することになりそうだ。しかし結果が同じであれば、得失点で18下回る松本は圧倒的に不利な立場にある。松本は前節の町田戦の敗戦が難しい状況を作り出している。

 またJ1プレーオフ出場権争いだが、すでに4位を確定させているセレッソ大阪と京都サンガF.C.はプレーオフ出場を決めており、上位3チームのうちの1つを含めた3チームがすでに決定済み。残り1枠を争っているが、可能性があるのは現在6位のファジアーノ岡山(vs群馬)と勝ち点2差で追うFC町田ゼルビア(vs愛媛)だ。ただし町田が逆転した場合だが、町田はJ1ライセンスを持たないためにプレーオフへの出場権はなく、3チームでプレーオフが行われることになる。その場合のプレーオフは3位チームが自動的に決勝に進む。

 J2残留争いからも目が離せない。J3の2位との入れ替え戦に回る21位のギラヴァンツ北九州(vs山形)と最下位のツエーゲン金沢(vs札幌)は勝ち点38で並んでいる。勝ち点40で20位のFC岐阜(vs東京V)を含めた3チームが、J2残留をかけて争うことになる。

 最も厳しい立場なのはやはり最下位の金沢。北九州との得失点差では6ポイント下回っており、そして何より相手がホームでのJ2優勝を目指す札幌と風向きが悪い。下位2チームと違い、岐阜は勝利すれば自力でJ2残留を決めることになる。ただし引き分けた場合は、北九州もしくは金沢が勝利した場合に降格圏に陥落することになる。

11月20日(日)
札幌 14:00 金沢 [札幌ド]
山形 14:00 北九州 [NDスタ]
水戸 14:00 山口 [Ksスタ]
松本 14:00 横浜FC [松本]
岐阜 14:00 東京V [長良川]
C大阪 14:00 熊本 [金鳥スタ]
岡山 14:00 群馬 [Cスタ]
讃岐 14:00 千葉 [ピカスタ]
徳島 14:00 清水 [鳴門大塚]
愛媛 14:00 町田 [ニンスタ]
長崎 14:00 京都 [トラスタ]

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