[Jユースカップ]全試合先発から決勝はベンチスタートも、FC東京U-18・荒川が信頼に応えて延長V弾
ゲキサカ / 2016年11月20日 8時58分
[11.19 Jユースカップ決勝 広島ユース 2-3(延長)FC東京U-18 ヤマハ]
今大会4試合全てで先発してきたDFは決勝で今大会初めてとなるベンチスタートとなった。だが、後半アディショナルタイムからの出場で延長後半7分に決勝点。「ここまで全部先発で来たのでちょっと落ち込んだんですけど、監督もチャンスはあると言ってくれていたのでしっかり準備していて良かったです」と振り返るFC東京U-18DF荒川滉貴(2年)が熱戦に決着をつけた。
佐藤一樹監督が「この大会を彩ってくれた。SBでも、SHでも」と評するほどの活躍を見せてきた荒川だが、この一週間はU-23チームの一員としてJ3で先発していたMF生地慶充やDF坂口祥尉との競争で上回ることができず決勝はサブ組。「出られるかどうかも分からない」中でウォーミングアップを続けていたが、前線でハードワークを貫いたFW松岡瑠夢が足を攣らせたことで左SHとして出番が回ってきた。
「とにかく点を取ることを意識して入りました」という荒川が、全国大会決勝で決勝点を決める。延長後半7分、相手GKのミスキックをコントロールしたFW久保建英がドリブルで前進。「(自分の)周りに誰もいなかった。久保選手はボール持つ力があるので絶対に来ると思って走りました」と前方のスペースへ走り出した荒川の下へ、DF3人を引きつけた久保からのラストパスが通る。丁寧なボールコントロールから右足を振り抜いた荒川がU-19日本代表GK大迫敬介の守る広島ユースゴールを破った。
今大会でチームの決勝進出に大きく貢献した荒川やMF小林真鷹が決勝では先発を外れたが、合流してきた選手たち含めてチームメートたちは試合に出る責任感と勝利への思いを表現する戦いを見せていた。そして出番を得た荒川が周囲に改めて力を認めさせるような決勝ゴール。指揮官の「彼の信頼がまた強固なものになったと思います」という決勝戦でゴールを弾みに、荒川はまた先発奪取への努力を続けていく。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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