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[選手権予選]得意のセットプレーから延長V弾!ルーテル学院が5年ぶりに熊本制覇!

ゲキサカ / 2016年11月21日 6時57分

 2-1で勝った試合後、ルーテル学院の小野監督は「今年に限っては小結が大関、横綱を倒した感じ」と冗談を交えながら喜びを表現した。今年のルーテル学院は新人戦、高校総体ともに県ベスト8止まり。結果を残せていなかったこともあり、試行錯誤を重ねながらのチーム作りが続いていた。特に最終ラインはビルドアップに不安を抱えていため、総体後には正ボランチを努めていたパス技術に長けた江崎と徳永をSBにコンバート。そして、今大会直前にはSHやSBを努めていた島津をCBに配置転換し、ギリギリまで最良の策を模索してきた。その結果、今大会では最終ラインを起点に攻撃を仕掛け、5試合で36得点を奪取。永田も「全体的に守備は良くなりましたし、DFラインからボールを持てるようになりました」とチームの成長に手応えを掴んでいた。

 また、今年は4月に熊本地震が発生したため、震災後2週間は活動停止を余儀なくされたこともチームに大きな影響を与えた。その期間中に選手たちは学校や自宅などの整理を手伝い、寮で生活をしていた者は地元で募金活動を実施。その支援活動から、「学校のお手伝いをさせてもらい、身近な生活面で回りの人が支えているのを見て、改めに感謝することが分かったように思う」と永田が語るように、不自由なくサッカーが出来る喜びを改めて学んだ。「色んな人、サッカーファミリーから手を差し伸べられて、一つ一つを覚えておいて感謝することが大事」と小野監督。様々な人の支援を受け、つかみ取った選手権出場。「感謝の気持ちと絶対に諦めない」気持ちを胸に、5年ぶりの大舞台で躍動することを誓う。

(取材・文 松尾祐希)▼関連リンク
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