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“ラストゲーム”の大久保涙…川崎Fは“またもタイトルに届かなかった”

ゲキサカ / 2016年11月23日 19時7分

試合終了と同時に大久保嘉人ら川崎フロンターレの選手はしゃがみ込んだ

[11.23 チャンピオンシップ準決勝 川崎F0-1鹿島 等々力]

 “またもタイトルに届かなかった”。これまでに何度この言葉を使ってきただろう。川崎フロンターレはまたもタイトルを手にすることは出来なかった。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、川崎Fのイレブンはその場に崩れ落ちた。本拠地で迎えたチャンピオンシップ準決勝。引き分け以上で決勝進出が決まる一戦だった。しかし故障者が相次ぎ、若い選手を中心にしたメンバー構成を強いられると、試合中にも誤算。前半21分にFW長谷川竜也が左もも裏を負傷し、負傷の影響でベンチスタートだったMF中村憲剛をスクランブル投入せざるを得なくなっていた。

 終盤は猛攻を見せたものの、鹿島守備網をこじ開けるまでは至らなかった。風間八宏監督の今季限りの退団が発表になり、エースFW大久保嘉人も自身のブログなどで今季限りの退団を示唆している。天皇杯が残っているとはいえ、負ければ“ラストゲーム”だと分かっていた一戦。大久保は試合終了と同時にユニフォームの裾で目頭を覆った。
●2016 Jリーグチャンピオンシップ

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