号泣のイレブン…京都、7年ぶりJ1復帰ならず「今年にかける思いが強かった」
ゲキサカ / 2016年11月27日 20時46分
[11.27 J1昇格プレーオフ準決勝 C大阪1-1京都 金鳥スタ]
個人個人で抱える様々な思いが涙となってあふれ出た。試合後のキンチョウスタジアム。ホームチームの勝利で「WE ARE CEREZO」コールが鳴り響く中で、京都サンガF.C.のイレブンは涙を流しながら、サポーターの待つゴール裏にあいさつに行った。
あと1点、届かなかった。レギュラーシーズンで順位上位が勝ち上がるレギュレーションのため、京都はこの日の試合で勝つしか、決勝に進む方法はなかった。しかし京都は前半13分に先制を許すと、攻撃的なカードを次々と切り、バランスを崩してまでパワープレーに行った後半45分にようやく反撃の1点を返したが、同点では目標に届かなかった。
精根尽き果てた様子で会見場に現れた石丸清隆監督は、「残念な結果になったが受け入れるしかない。キロスを入れればバランスが崩れるのは分かっていたが、承知の上でやった。選手たちはよくやってくれた。勝たせることが出来なかったのは、僕の責任だと思う」と自戒した。
悲しみにくれるイレブンの中でも、MF堀米勇輝は人一倍の涙を流していた。今季はリーグ戦37試合に出場してチームを牽引したものの、大事なプレーオフを前に風邪でコンディションを落としていた。また堀米は、今季より育った甲府を離れて京都に完全移籍。それだけに「覚悟を持って入ったシーズンだったので、今年にかける思いが強かった」。京都は来季もJ2を戦うことが決定した。「本当にもう1点足りなかったなというイメージです」と声を落とした。
(取材・文 児玉幸洋)●2016 J1昇格プレーオフ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
J2藤枝 MF新井泰貴が「乾封じ」に意欲…22日・清水と今季2度目の静岡ダービー
スポーツ報知 / 2024年9月20日 6時0分
-
主力定着→長期離脱で激動のルーキーイヤー…立教大出身の千葉DF久保庭良太が昇格争い佳境に戦線復帰「見つめ直せたのは良い経験」
ゲキサカ / 2024年9月19日 12時28分
-
主力連戦起用の京都が天皇杯4強入り! リード後も容赦なくエース格投入「CLに出ている選手から笑われるくらいの間隔」
ゲキサカ / 2024年9月19日 0時14分
-
J2に15年…「眠れる獅子」が遂げた変貌 敵将も脱帽、J1へ望みつなぐ24歳エースの覚醒【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月31日 20時10分
-
苦悩の31歳に突如…町田から熱烈オファー「行くしかない」 J2で出番減り「腹決めてやろう」【インタビュー】
FOOTBALL ZONE / 2024年8月29日 8時30分
ランキング
-
1マンC、CL含む複数大会で追放か 115件の違反疑惑…プレミア4連覇クラブ激震「世紀の裁判」へ
FOOTBALL ZONE / 2024年9月21日 11時45分
-
2「野球史上最高の日だ!」大谷翔平が「50-50」の歴史的偉業を達成するまでの軌跡
日刊SPA! / 2024年9月20日 15時48分
-
3大谷翔平、凱旋試合で記録更新の“52-52”達成!2試合で9安打4HR12打点と大爆発、ド軍は逆転勝利
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月21日 14時35分
-
4大谷「60-60」に現実味! 残り9試合で投壊ロッキーズと6試合、《可能性はある》と指揮官
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月21日 9時26分
-
5大谷翔平がLA地元紙をジャック「51-51!」 デカデカと一面占拠…記念Tシャツも発売
Full-Count / 2024年9月21日 7時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください