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「NIKE MOST WANTED」グローバルファイナルが閉幕…白川と西尾は惜しくも「NIKE ACADEMY」入りならず

ゲキサカ / 2016年11月28日 13時14分

「ゴールへの意識が足りなかったんじゃないかなと。そこが何だかんだで一番重要だったと思います」と白川は自己分析する。「ボールを取ったらすごい。素晴らしい左足」とパトリック・イガーニコーチらスタッフにも確かなインパクトは残せていた。しかし、それと同時に「あれだけの才能があるんだから、全部ボールを取りたいくらい、もっとボールを目指していかないといけない」という不満もあった。「いい部分を出そうとした」。それはコンディションが万全ではない中での、白川なりのアピール方法だったという。

 現在、所属チームがない白川は今後について「練習する環境がなくなるので、どうしようかなという感じなんですけど……。おそらくサッカーは続けると思う」とコメント。テクニックについて絶賛するコーチ陣は、「ハングリー精神」と「チームのためにという精神」という2点を求め、次のレベルに上がることを期待した。

 グローバルファイナルでの3日間を振り返った西尾は、「全然やれるという感じはありましたけど、(NIKE ACADEMYの選手とは)何かの差があった。そこをもっと自分で考えたい」と真摯に選考結果を受け止める。結果に対する悔しさは当然ある中で、得難い経験をつかんだことへの感謝を連ねた。「嬉しかったのは、友達がたくさんできたことと、滅多にこういう機会でプレーできないので、新たな課題が見つかったことです。数え切れないくらい課題を与えてくれたことに感謝したいです。ディフェンス面は結構できていたと思うんですけど、攻撃のときにもっと恐いプレイヤーになれたら。相手が嫌だなというパスやドリブルができれば」と今後のサッカー人生に活かしていくことを誓う。

「チームプレイヤーだし、理解しようとする力もある」と言葉が通じない環境でも、努力を惜しまなかった点もコーチたちから評価されていた西尾。「大学で(試合に)出られていないので、そこの現状から変えていかなくちゃいけない。大学でまず出て、活躍しないとその道は開けない」。目標とするプロへ、まずは一歩ずつ前進していくつもりだ。

★『NIKE ACADEMY特設ページ』はこちら
(取材・文 奥山典幸)

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