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生存者複数人か…ブラジルのサッカー選手の乗った飛行機事故で

ゲキサカ / 2016年11月29日 17時53分

元千葉ケンペス(右端)らが所属するシャペコエンセの選手が乗った飛行機が事故に遭った

 ブラジル1部のシャペコエンセのスタッフや選手ら、乗員乗客81人(乗務員9人、乗客72人)を乗せた飛行機が29日、コロンビア国内に墜落した。不時着との報道もある。現地の情報は錯綜しているが、生存者がいる模様だ。

 事故に遭ったのはボリビア発の飛行機で、コロンビアのメデジンに向かっていたとみられる。シャペコエンセの選手たちは、30日にコパ・スダメリカーナの決勝に向けた遠征の途中だった。同クラブにはセレッソ大阪やジェフユナイテッド千葉でプレーしたFWケンペスや、昨年アビスパ福岡でプレーしていたMFモイゼスらが在籍。指揮官は2009年にヴィッセル神戸を率いた経歴を持つカイオ・ジュニオール監督だ。

 乗客の安否は不明だが、『ESPN』のブラジル版によると、現地当局はこれまでに少なくとも6人が病院に搬送されたと明かしたという。10人が搬送されたとの報道もある。そのうちの2人はDFアラン・ラスケルとGKダニーロだという。またその他にも生存者がいる模様で、現地消防署は、「多くの生存者がいることを神に感謝したい」と話したと伝えた。

 現地の悪天候が救助隊のヘリコプターの到着を遅らせているというが、救助に向かったコロンビア空軍の大佐は、「飛行機が爆発しなかったので、生きている人を救出することができる」との見通しを語っているという。

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