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[プレミアリーグEAST]残留争い直接対決は新潟U-18が1-0勝利!流経大柏の初降格が決定

ゲキサカ / 2016年11月29日 21時19分

[プレミアリーグEAST]残留争い直接対決は新潟U-18が1-0勝利!流経大柏の初降格が決定

[11.27 高円宮杯プレミアリーグEAST第16節 流通経済大柏高 0-1 新潟U-18 流通経済大柏高G]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは27日、第16節を行った。10位・流通経済大柏高(千葉)と9位・アルビレックス新潟U-18(新潟)のともに降格圏に位置する両チームの戦いはFW堀航輝主将(3年)の決勝点によって新潟が1-0で勝利。流経大柏は残り2試合で、この日勝利した残留圏8位の鹿島ユースとの勝ち点差が9となり、初のプリンスリーグ関東降格が決まった。

 敗者の降格が決まる可能性があった残留争いの大一番。試合の主導権を握ったのは流経大柏の方だった。堀が「相手が勢い持ってくるのは分かっていたんですけど、それに引いちゃって自分たちが攻められなかった」と振り返る新潟を立ち上がりから押し込んだ流経大柏は、存在感を示していた右MF本田憲弥(3年)を中心に1タッチのパスが2本、3本と繋がり、PA付近でアタックする回数を増やしていく。8分にはFW古谷三国(3年)の右クロスからMF菊地泰智(2年)が決定的な左足シュート。これを新潟GK藤田和輝(2年)に止められた後も右SB河内渉真(3年)や古谷がシュートにチャレンジしていた。

 前半、相手に満足な攻撃機会を与えず、敵陣でFKを獲得するなど攻め続けていた流経大柏だが、負けたら降格するという危機感、いつも以上に必要だった迫力がどこか欠けているように映った、昨年、流経大柏は残り3試合を2勝1分で乗り越えて逆転残留。この日、かなり優勢に進めていた前半の展開もあったか、全国総体王者・市立船橋高への雪辱と全国出場への思いを表現し、相手を飲み込みかけていた20日の選手権千葉県予選決勝のような迫力ある攻守は見られず。アウェーチームの脅威となっていた大応援も、どこか力強さを欠いたまま時間が進んでいく。菊地は「去年のこともあったので。何とかなるとか、好きじゃないですけど、どこかでチーム全体的にこのくらいでというのがあったのかなと思います。市船戦の前半の戦い方ができれば絶対に勝てると自分もチームも思ってしまっていて、オレらはそれができるから大丈夫ってなって、『やろう』とするよりも『できるから大丈夫』となっていた」。前半、流経大柏が新潟に許したシュート数は左SB山賀和輝(2年)にミドルレンジから放たれた1本だけ。それでも流経大柏は押しきれずに前半を無得点で終えてしまう。主将のMF関大和(3年)は選手権予選で市立船橋に敗れたことで精神的なダメージが影響していた可能性も指摘する。

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