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金崎2発!! 鹿島、大逆転で7年ぶりリーグ制覇!! 年間勝ち点3位からの“下剋上”で18冠達成

ゲキサカ / 2016年12月4日 4時39分

チャンピオンシップを制した鹿島アントラーズが7年ぶり8度目のリーグ制覇を達成した

[12.3 チャンピオンシップ決勝第2戦 浦和1-2鹿島 埼玉]

 2016Jリーグチャンピオンシップの決勝第2戦が3日、埼玉スタジアムで行われ、年間勝ち点1位および第2ステージ優勝の浦和レッズと、CS準決勝で年間勝ち点2位の川崎Fを破った第1ステージ優勝および年間3位の鹿島アントラーズが対戦。前半に1点ずつを奪い合った試合は、後半34分にFW金崎夢生が決勝点を奪い、鹿島が2-1の勝利を収めた。2試合合計2-2ながらも、アウェーゴール数で上回った鹿島が年間勝ち点3位からの下剋上を果たして09年以来、7年ぶり8度目のリーグ制覇。同時に初のクラブW杯出場を決めた。

 11月29日に行われた第1戦で1-0の完封勝利を収め、アドバンテージを得ているホーム浦和は、第1戦から先発2人を入れ替え、MF高木俊幸とMF関根貴大を先発起用。一方、リーグ制覇のためには2点以上を奪っての勝利が必要なアウェー鹿島は第1戦から先発1人を入れ替え、MF柴崎岳がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半4分に浦和が好機を創出するが、右サイドを突破した関根の折り返しを高木が合わせたシュートはDF昌子源のブロックに遭ってネットを揺らすには至らず。しかし同7分、右サイドを駆け上がった高木のクロスからゴール前でフリーになったFW興梠慎三が鮮やかなダイレクトボレーを突き刺し、いきなり浦和が先制に成功した。勢いに乗った浦和は同10分、右サイドでボールを受けたMF武藤雄樹が対面する昌子の股を抜き、PA内に持ち込んで右足シュートでゴールを脅かしたものの、クロスバーに弾かれて追加点とはいかなかった。

 1点を先行された鹿島は何とか反撃に出たいが、今季のリーグ戦最少失点を誇った浦和守備陣を崩し切ることができず、なかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く。すると前半26分、浦和が好機を生み出したが、MF宇賀神友弥のスルーパスからPA内に進入した武藤のシュートは、カバーに入った昌子にブロックされてしまった。

 すると前半40分、ここまでチャンスらしいチャンスを創出できなかった鹿島が同点に追い付く。DFファン・ソッコのロングフィードをMF遠藤康が右サイドで受けると、追走しようとする宇賀神が転倒。敵陣深くまで運んだ遠藤康がクロスを送ると、ファーサイドに走り込んだ金崎が豪快にダイビングヘッドで合わせてネットを揺らし、スコアを1-1とした。

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