「軽率だった」ミスで失点に絡んだ浦和MF宇賀神「何回同じことをやっているのか」
ゲキサカ / 2016年12月4日 4時42分
[12.3 チャンピオンシップ決勝第2戦 浦和1-2鹿島 埼玉]
悔やんでも悔やみ切れなかった。1-0の前半40分、鹿島は自陣からDFファン・ソッコがロングフィード。MF遠藤康がMF宇賀神友弥と競り合いながら体を入れ替え、右サイドのスペースに飛び出すと、ファーサイドへのクロスをFW金崎夢生がダイビングヘッドで押し込んだ。
「1失点目は自分が……」。遠藤に抜け出された場面を振り返る宇賀神は「審判によってはファウルを取ってもらえるシーンだったと思う」と主張する一方、「でも、こういう試合でああいうところから失点に絡んでしまうのは軽率だった。取られ方も悪かったけど、何でもないロングボール1本だった。しっかり捕まえないといけなかった」と、自身の対応の甘さを悔いた。
年間勝ち点3位の鹿島に下剋上を許す屈辱の結果。「年間勝ち点1位を取って、Jリーグ的にも日本サッカー的にも自分たちが優勝しないといけなかったと思うし、自分たちがクラブW杯に出て、日本の強さを見せないといけなかったと思う」。シーズン中に積み上げた勝ち点では鹿島を「15」上回りながら、結果として後塵を拝し、10年ぶりのリーグ制覇を逃した。
「悔しいけど、ルール上、こういう形になってしまったので認めざるを得ない」。14年はシーズン終盤の失速でG大阪に逆転優勝を許し、昨季は第1ステージを制して年間勝ち点2位でチャンピオンシップに出場したが、準決勝でG大阪に敗れ、年間3位に終わった。「何回、同じことをやっているんだろう……」。そうつぶやいた宇賀神の言葉が寂しく響いた。
(取材・文 西山紘平)
●2016 Jリーグチャンピオンシップ
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